新紙幣とタンス預金
紙幣が新しくなるという話題がメディアを賑わしています。この前、紙幣を刷新したのは2004年ということで、2024年の新紙幣発行は20年ぶりとか。2004年に諭吉さんの紙幣が登場したのですね。まったく覚えていません。
買い物で一万円札はほとんど使いません。カードか電子マネーで払います。いろんな人と飲みにいき、割り勘のとき、一万円しか持ち合わせていないときに出すか、カードが使えない店(経営上、シビアな店です)で使うだけです。
しばしば指摘されることですが、日本のキャシュレス化は遅れています。
「国内総生産(GDP)に占める現金の存在感は日本が突出している。16年のGDPで比べると8%の米国や6%の韓国に対して日本は20%」(4月10日 日経新聞)。
この国は現金に体する執着が高いようです。「タンス預金」をしている人も多いといいます。特殊詐欺の被害が報じられる際、「こんな多額の現金を自宅に持っていたのか」と驚くことがしばしばあります。タンス預金は、
「紙幣発行残高の半分程度とされ、50兆円規模とみられる」(日経新聞)
と膨大です。
新紙幣が発行される頃には今よりキャッシュレス化は進んでいるのでしょうか。
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