ビールのシェア
ビールのメーカーシェアが分からなくらしい。日経新聞が報じたところによると、
<ビール業界のシェアの公表が2019年分からなくなる。業界団体のビール酒造組合などがシェア算出の基となる「課税済み出荷量」の発表を取りやめることにしたためだ>(1月17日 日経新聞)
とか。
ビールメーカーはオリオンビールを入れても5社。何が起きているのか。
<流通大手から受託製造するプライベートブランド(PB)の扱いを巡ってビール各社が対立したことが影響した>
メーカーがみずから出荷量を公表して、これを基にシェアを算出して公表。この方法はビール業界が長らくやってきましたが、他の業種ではやっていないビール業界独特のもの。
最後の発表なのか、18年のシェアは公表されました。首位のアサヒのシェアは、37.4%と1.7ポイント下げ、キリンが4.4%と2.6ポイント引き上げ。イオンにPBを出した戦略が奏効したようです。
ただ、ビール全体では、
<PBを含めると3億9390万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と、初めて4億台を割り込んだ>
と市場は相変わらず減っています。
ビール飲む人、どこまで減るのでしょう。
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