Tポイントは最強ではない?
以前、とあるセミナーに参加した際(なんのテーマかは忘れてしまいましたが)、CCCの人が登壇し、Tポイントのことに付いてプレゼンテーションしてくれました。顧客データをTポイント利用履歴から集め、マーケティングなどに活用していることが語られ、ちょっと感心したものです。
でも、Tポイントは最強ではないようです。今日の日経新聞の大きな記事「苦境のTポイント 」という記事は興味深く読みました。
「Tポイントカードが、楽天やNTTドコモの猛追にさらされている」
と指摘されている記事には、ファミマがTポイントとの独占契約を終えると書かれています。これはファミマの筆頭株主の伊藤忠の意向によるもの。
「伊藤忠の不満は自社系列のコンビニの購買データをCCCに持って行かれる点や、手数料率が高いことだった。コンビニ業界は来店客数が伸び悩んでおり、ファミマは楽天やドコモにも選択肢を広げポイントを集客の手段にする必要があった」(日経新聞)
確かにそうです。セブンイレブンはnanaco、ローソンはponta、ファミマはTポイントとそれぞれのカード(アプリ)を持たなければいけない。特にTポイントはTSUTAYAを利用しないので、ファミマにためにヤフーカードを作りました。
CCCを率いる増田宗昭氏、次の手は何か。気になります。
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