クルマの税金
来年の消費増税に向け、政府は本気のようです。昨日決まった2019年度与党税制改正大綱では、増税後の消費の現象を食い止める対策が盛り込まれています。
この件、気になるのはクルマの走行距離で税金を決めるというとを検討するということ。新聞の見出ししか読んでいなかったので、来年から実施かとぬか喜びしたのですが、違いました。
<「保有から利用へ」と明記して今後は走行距離に準じて課税方法を議論する>(12月15日 日経新聞)
とこれからの話し。
そもそも走行距離はどうやって測るのか。自己申告というわけにはいかない。米国の一部の州では導入済みですが、フランスは頓挫。
<フランスでは走行課税の計画が撤回に追い込まれた。全地球測位システム(GPS)を活用して走行距離を把握する仕組みには、プライバシー保護の観点から海外でも反対論が根強い>(日経新聞)
まあ、クルマを保有していると課される税金が安くなるとは思えません。クルマを持たないことがベターでしょう、きっと。
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