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2018/11/05

浅野友理子展  山のくちあけ

 馬喰町で開催されている「浅野友理子展 山のくちあけ」にいってきました。浅野友理子さんの作品は今年3月の三菱商事・アート・ゲート・プログラムのチャリティーオークションで「若榴」と題された作品を買わせていただきました。今年の日経日本画大賞に入選し、活躍する浅野さんの個展です。
 タイトルになっている「くちあけ」とは「くちあけ(口開け)とは、山や磯などの共有地の利用の禁を解くことや、その日のこと、または何かを始めるときのことを言います」と案内はがきにあります。広辞苑にも載っている言葉ですが、普段、ほとんど使うことがありませんが、新鮮な響きがあります。
浅野さんは、各地で脈々と続く生活文化に興味を持ち、 現地で取材した話をモチーフに制作していて、今回、韓国山間部のドングリ料理や、カマドで火を焚いているところ、餅つきなどを描いています。オリジナルで刺激的な作品が展示されていいます。
 浅野さんの今後の活躍が楽しみです。

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浅野友理子展  山のくちあけ

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