本の学校
「本の学校」のシンポジウム<~神保町で 本の“いま”を 語ろう~>に参加してきました。「本の学校」というのは、鳥取にある今井書店が1995年に始めた活動です。現在ではNPO法人として山陰よ東京の2カ所を拠点にして活動をしています。佐野 眞一の『だれが「本」を殺すのか』に今井書店、本の学校のことが書いてあった記憶があります。
シンポジウムは神保町ブックフェスティバル(古本市)で賑わう神保町の専修大学で行われました。シンポジウムは分科会に分かれて、行われました。分科会のテーマをあげると、
・これからの書籍流通を考える
・新書編集の現在、過去、未来
・本屋を開業する
・「雑誌作り授業」で見えてきた読者育成の重要性
と、これが今の出版界の課題ということでしょうか。
以前は国際ブックフェアで行われていた本の学校のシンポジウムですが、この国際ブックフェアが昨年中止になった(これも知りませんでした)、昨年から神保町で行っています。
出版界、書店はどこに向かっているのか。改めて考えさせられるシンポジウムでした。
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