アサヒビールの美術館
京都で任天堂にいった後、アサヒビールの美術館を訪れました。正式にはアサヒビール大山崎山荘美術館という名称。前から気になっていたのですが、機会がなく、京都から太陽の塔へ移動する途中にあることを知り、立ち寄りました。
この美術館、どのような歴史があるのか。
<アサヒビール大山崎山荘美術館は、関西の実業家・故加賀正太郎氏が大正から昭和初期にかけ建設した「大山崎山荘」を創建当時の姿に修復し、安藤忠雄氏設計の新棟「地中の宝石箱」などを加え、1996年4月に開館しました>(美術館ホームページより)
本館は1932年頃の完成といいいますから、80年以上の歴史ある建物です。ここに安藤忠雄の設計による地中館「地中の宝石箱」が増築され、開館しました。
本館では企画展示が開催されています。現在は「ウィリアム・モリス -デザインの軌跡」が開催中です。展示されている作品、資料は56ですが、モリス商会など海外からかり出されたものが中心で、充実しています。他の美術館に巡回して欲しい展示です。
地中館にはモネ、シャニック、ボナール、マルケの作品が常設展示されている、快適な空間がつくられています。
行くのにはちょっと大変だけど(すごく急な登り坂があります)、わざわざ足を運ぶ価値があるミュージアムです。
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