マツダデザインの神髄
マツダのCX-5に乗って4年半ほどが過ぎました。極めて満足度の高いクルマです。2代目ロードスターに乗って以来、ずっとマツダファンです。マツダのクルマは、まずデザインがいい。これがマツダファンであり続ける大きな理由です。
『デザインが日本を変える』を読みました。マツダでデザインの責任者を務める前田育男の著書です。マツダのテーマ「魂動(こどう)デザイン」は如何にして生まれたのか。前田がどのようにしてマツダデザインを作り上げ、どうしてマツダブランドの確立を目指しているのか。マツダという会社がどこを目指すのか。自身の体験を語ることにより、マツダという会社の闘いを綴っています。
本書の中で面白い記述がありました。前田が過去のマツダ車で優れているとしているのは、1969年のルーチェロータリークーペと1991年の3代目RX-7。高校の時、先生の愛車がルーチェロータリークーペで、すごくかっこいいと思った記憶があります。RX-7は文句なしにすごいデザイン。
マツダという会社の不思議さがわかる一冊です。
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