日経日本画大賞展
先日、三菱商事アート・ゲート・プログラムのチャリティーオークションで購入した作品のアーティスト・浅野友理子さんが日経日本画大賞に入選されました。この入選作品が展示されている「日経日本画大賞展」を観てきました。日経日本画大賞は2002年に「東山魁夷記念 日経日本画大賞」として創設され、今回で第7回。
入選した全24点が展示されていますが、古典的な日本画はほとんどありません。日本画の定義は何なのか、と思ってしまいます。そんなことはさておき、入選した作品はどれも魅力的。独自の世界を構成している作品が揃っています。
浅野友理子さんの入選作品は「女将の薬酒」。作品を推薦した大原美術館の学芸課長・柳沢秀行さんの推薦文でこう書いています。
「推薦する『女将の薬酒』は、山形県大蔵村の肘折温泉で出会った、様々な果実酒や薬草茶を作る女性に取材したもの。野辺に咲くドクダミや漬けこまれた蛇、それに伸びるいくつもの手が、そうした営みを巧みに表している」
浅野さんの個性的な作品に魅せられました。おすすめの展覧会です。
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