会田誠の世界
藝術学舎での講座「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」の3回目は会田誠が登場。会田誠というアーティストをしかっりフォローしているわけではなく、時々企画展などで作品をみているほどの鑑賞者です。森美術館で開催された「会田誠展: 天才でごめんなさい」も見逃しています。
講座ではヌードにフォーカスして、自身の作品をスライド形式で紹介してくれる内容を目指していたようですが、話はあちこちに飛びます。画家・麻生三郎、ジャコメッティ、内山亜紀(ロリコン漫画家)など、脱線していきます(ご本人は脱線している気はないと思いますが。)。
会田誠の作品を(スライド上映ではありますが)年代順に拝見することができました。高校の美術部のときに描いた鉛筆画、水彩画もみせていただきました。モデルを描いた作品ですが、さすがに上手い。
作品の表現はほんとにユニークです。そして過激です。過去、作品が美術館から撤去要請をされたこともあります。代表作とされる「犬」シリーズなんて、なんとも過激な作品。
120分、作品について語り、質疑応答の時間はなかった一方的な講義でした。でも、会田誠というアーティスト(というより美術家といったほうがしっくりする)の魅力を堪能した時間でした。
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