乾いた雑巾を絞る
トヨタの業績が好調です。昨日、発表された数字は、
「2018年3月期の連結決算は、純利益が2兆4939億円と前の期比で36%増え、2期ぶりに過去最高を更新した」(5月10日 日経新聞)
と純利益だけで、約2兆5千億。想像出来ない金額です。
好調だけど、豊田社長はこう言っています。
「ライバルも競争のルールも変わり、生死をかけた闘い」
ライバルとはグーグルたちのことでしょう。簡単にグーグルが自動運転のクルマを作れるとは思えませんが、トヨタは本気で戦おうとしています。
トヨタはずっと大きな会社です。大学時代、会社を選ぶ時も大きな会社でした。その時、言われていたのが、
「トヨタは乾いた雑巾を絞る」
でした。
コスト削減を表現した言葉ですが、見事な表現です。誰が考えたんだろう。コスト削減はいまでもトヨタのテーマです。お家芸です。
「地道に泥臭く、徹底的に原価低減を積み重ねた結果が決算数値にもあらわれ始めた」(5月10日 朝日新聞デジタル)
トヨタはほんとに凄い会社だな。
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