« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »

2018年4月

2018/04/30

隈研吾を物質からみる

 東京ステーションギャラリーで『くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質』を見てきました。建築の展覧会は、多くが模型と写真、資料などを中心とした内容。狭い展示室で建築を見せることには限界があります。本物の建築をみたほうが作品の真実がわかるということもあります。
『くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質』はもちろん、建築家・隈研吾の作品を見る内容ですが、物質を切り口に展開された展示です。
<隈が仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、建築設計やプロダクトデザインなどの蓄積を、時系列ではなく主要なマテリアル(竹、木、紙、石、土など)ごとに分類・整理することで、“もの” という観点から概観を試みます>(美術館ホームページから引用>
 会場で配布されていた出展リストの面面にはマテリアルと技法で作品を整理した図が載っています。マテリアルは竹、木、紙、土、石、金属、ガラス、瓦、樹脂、膜・繊維の10分類。技法は積む、粒子化、包む、編む、支えあうの5つ。この図、会場にも掲示されていましたが、字が細かくて、解読するのは難しいですが、隈研吾の建築手法をおおまかに理解することには手助けになります。

Photo_2

 建築中の新国立競技場、そして建築が決まっている新品川駅も隈研吾の設計です。

Photo

 休日だったためが、広くない展示室には多くの来場者。若い人も目立ち、隈研吾の注目度が高いことがわかります。建築家・隈研吾の挑戦を見ることができる楽しい展示でした。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/29

日経のマラソンランキング

 昨日の日経新聞の別刷り「プラス1」にマラソンのランキングが載ってました。川内優輝、松野明美などのランナー、専門家が選んだランキングです。これによると、上位はにランニングされたのは、
1位:東京マラソン、2位:大阪マラソン、3位:神戸マラソン
 です。
 以前のコースの東京と、大阪、神戸は走りました。
 私としては、東京、大阪は定員が多く、大規模すぎる感がありますが、いいマラソン大会です。神戸はちょうどいい規模の大会ですが、ちょっとコースが平坦かな。
 いちばん良かったのは、2回走った京都マラソンです。ランキングでは6位です。コースが変化に富んで、京都の町を楽しく走れました。
 ランキングに入っているマラソン大会は相変わらず競争率が高いです。これからは、穴場のマラソン大会を見つけて、走りにいくのが良さそうです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/28

Neighborhood and Coffee とは

スターバックスにはほとんど入りません。外でコーヒーを飲む習慣がないせいか、しばらくいってなかったのだが、先日、時間をつぶすため、イオンの中のスタバに入りました。それでスタバに馴染んだのか、また別のスタバにいってしまいました。
 自由が丘のあたり、奥沢にあるスターバックス。入って、カウンターで注文しようとしてわかりました。違う種類のスタバです。Neighborhood and Coffeeという名前らしい。メニューも違っていて、普通のドリップコーヒーのshortとかない。こだわりのコーヒーとでも言うのでしょうか。珍しいコーヒーがメニューに並んでいます。ビールもあります。
 このNeighborhood and Coffee、東京にもまだ10店舗くらいしかないみたいです。店内は大きなテーブル、二人がけの小さいテーブル、低いソファなどいろいろ。
 でも、価格は高め。コーヒーとケーキ(アールグレイ)で1000円超えたから。パソコン持っていったので、仕事がはかどりました。ささやかな贅沢気分というところでしょうか。なかなか面白いスタバでした。


Photo


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/27

『ラスト・ワルツ』から40年

 もう40年も前なのか。映画『ラスト・ワルツ』を見ながら、その時代のことを思い起こそうとしましたが、思い出せません。
 ザ・バンドの解散コンサートのドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ』の公開40年を記念して、リマスター版が公開されています。一昨日の朝日新聞で知り、さっそく昨日見てきました。この映画はDVD持っているのに、大画面、大音量で見ることは、格別です。
 ザ・バンドを最初に聴いたののは、アルバム『南十字星』からです。調べてみると、1975年の作品ですが、当時『ニューミュージック・マガジン』(いま、『ミュージック・マガジン』)でこのアルバムがレコードレビューで100点満点がついていたのが、聴き始めたきっかけです。
 『ラスト・ワルツ』は豪華スターが共演するコンサート。最後に、ボブ・ディランを中心に『I Shall Be Released』を全員で歌うシーンは、何度見ても感動します。音楽、ロックの素晴らしさを改めて感じるパワフルな作品です。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/26

いわた書店の一万円選書

 今週月曜日のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』は「一万円選書」を行なっている「いわた書店」の店主、岩田徹が登場していました。この番組、ほとんど見ないのですが、今回だけは録画して、見ました。
「一万円選書」のことは聞いたことがありましたが、その内容はまったく知りませんでした。いわた書店は北海道砂川市にある街の書店です。一万円で岩田が選書するサービスは三千人待ちといいます。この事実だけ聞くと、成功している書店とも思いますが、番組で紹介された岩田の歩みは苦闘そのものです。
 バブル崩壊後、書店の経営は悪くなります。いくつもの手を打っても成果が出ない。同業者も同じ状況だった。
「次の手を打っては潰れ、次の手を打っては潰れ、まわりが討死している荒れ野原」
 と当時のことを岩田は語っています。
 先輩からの依頼がきっかけではじめた一万円選書ですが、10年ほどはほとんど注文がなかったといいます。
「一万円選書」に書店の可能性を感じながらも、今の出版産業の多くの問題を改めて考えさえれた番組でした。
 
 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/25

あしかがフラワーパーク駅

「そういえば、藤の見頃だな」と突然思い、名所を探していたら「あしかがフラワーパーク」に行き着きました。行ったことはないのですが、有名なところです。でも東京からちょっと遠いですが、栃木方面にはよく行くので、どうやって行くのかアクセスをチェックして見ると、意外なことを知りました。
 今月、JR両毛線に「あしかがフラワーパーク」駅が開業していました。日経新聞は、
「あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)は年間150万人が訪れる栃木県有数の観光スポットで、同パークに隣接した駅ができたことで、観光客の増加や交通渋滞の緩和が期待されている」(日経新聞電子版 北関東・信越)
 と、あしかがフラワーパークが有数の観光スポットということを伝えています。
 JRに「あしかがフラワーパーク」という公共施設ではなく、民間のアミューズメント施設の専用駅が出来るとは珍しいことです。駅が出来た理由を、単純に観光客が多い施設だからとするか、何か事情があってのことか。それは、メディアでは当然報じられていません。足利といえば、ある政治家の地盤の地。関係ないのかな、なんて思います。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/24

伴走者というアスリート

 マラソンで視覚障害のランナーをサポートして走るのが伴奏者。リオパラリンピックでは道下美里が銀メダルを獲得しています。小説『伴走者』(淺生鴨)は予想していたより遥かに刺激的な伴奏者の物語でした。
 本書には<夏・マラソン編>と<冬・スキー編>の2編が載っています。マラソン編は人物設定、場面設定とも凝っていて、マラソン大会を走るランナーと伴走者、二人の優勝を目指す走りがスリリングで面白いストーリーです。
 これにも増して、刺激的だったのがスキー編。ブラインドスキーという競技を初めて知りました。盲目の女子高生スキーヤーと伴奏者の闘いは、目標に届くのか。ハラハラしながら読みました。
 伴奏者という存在を知り、スポーツの可能性を教えてくれた素晴らしい小説でした。


 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/23

バイクの駐車場

 クルマを停めるには駐車場が必要。これは当たり前のこと。こと東京では駐車場を借りるのはお金がかかります。ところでバイクは? とある新聞チラシをみて、こんな疑問がわいてきました。
 バイクの駐車場の物件を募集するチラシです。「ニリーン」というバイク駐車場の検索サイトが駐車場用に空き地の募集をしています。チラシ曰く、
「畳1枚のスペースからご提案可能です」
 とのこと、
 狭いスペースをバイクの駐車場に貸しませんか、ということ。
 バイクなら、確かに狭いスペースで停められます。スペースの有効活用としてはよさそう。チラシには更にいい話も載ってます。
「駐車場利用者の有無に関わらず、毎月一定の賃料をお支払い致します」
 サブリース方式? 住居の賃貸とは違うのでしょうが、そもそも空き地を貸し出すのに、家賃保証のサブリースが必要なのか。よくわからない。
 バイクの駐車場の賃貸。ビジネスとしてはちょっと不思議です。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/22

応酬話法とは

「ナイスですね」が思い出される村西とおるの『禁断の説得術 応酬話法』を読みました。村西とおると言えば、ダイヤモンド映像です。AV界の帝王とも言われていました。
 でも、この本は応酬話法です。副題にあるように「ノー」と言わせないテクニックです。この人が応酬話法のテクニシャンとは知りませんでした。村西とおる流の応酬話法とは何か。目次を紹介します。
第一章 質問話法――質問によって本音を炙り出す
第二章 間接否定話法――最初に肯定してから、ソフトに否定していく
第三章 繰り返し話法――相手の言葉を繰り返して、悪感情を緩和する
第四章 実例話法――具体例を示すことで、説得力・親近感・安心感が増す
第五章 聞き流し話法――論争を避け、自分のペースに持ち込む
 理論的です。これで村西とおるは英語の百科事典のセールスマン時代、全国1位の営業成績を上げました。
 本書を知ったのは週刊文春での鹿島茂さんの「私の読書日記」で取り上げていたからです。鹿島茂さんは(正確な表現は覚えていませんが)、この本は一種の哲学書だと書いていました。
 面白く、ためになる一冊でした。


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/21

『 鯛 ~最後の晩餐』の小林克也パワー

 小林克也&ザ・ナンバーワン・バンドの『 鯛 ~最後の晩餐』が発売日に届いて、はや1ヶ月。ちょっと高かったけど完全生産限定盤というのを購入(いまでもアマゾンあたりでは売ってますけど)。限定版にはMOOKが付いていて、これが面白い。小林克也&ザ・ナンバーワン・バンドというのは、実質的には小林克也と佐藤輝夫のコンビのことなんでうすね、MOOKを読んで初めて知りました。作詞、ボーカル、コーラス、ナレーションが小林克也。作曲、編曲、すべての楽器、コーラスが佐藤輝夫という役割。
 タイトルが『 鯛 ~最後の晩餐』なので、小林克也としてはおそらく最後のアルバム、という気持ちらしいです。先月の誕生日でめでたく喜寿(77歳)になった小林克也。ベストヒットUASから拝見していますが、そんな年上とは思っていませんでした。
 77歳とは思えぬパワー溢れるアルバムです。昔から現在に至るポップスを取り入れ、小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド流で作品を完成させています。他のアーティストではなし得ないオリジナリティを感じます。
 新しい発見がいくつもある『 鯛 ~最後の晩餐』です。

Photo


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/20

チューハイ商戦

 チューハイ市場は拡大しているようです。スーパーで新しい缶チューハイを見かけました。「キリン・ザ・ストロング ハードドライ」というやつです。アルコール度数が9%の文字通りストロングなチューハイ。9%といえば、サントリーの「-196℃ ストロングゼロ」が商品棚を占拠しています。
 これに対抗しよというのが、「キリン・ザ・ストロング ハードドライ」でしょうか。キリンには「氷結」といいチューハイがあり、これも商品棚に常に置かれています。氷結はほとんどがアルコール度数5 %で、更にストロングなチューハイをラインアップに加える戦略ですね。
 チューハイといえば、商売でキャンペーンをやらせてもらった「アサヒ 贅沢搾り」というのもあります。350ml缶に果実1/2個分の果汁が入っているというのが特徴。CMには上戸彩を起用する贅沢さですが、売れ行きが気になります。
 チューハイ商戦は激化しているようです。

Photo


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/19

山種美術館のさくら

 久しぶりに飯沢山種美術館に。いま開催しているのは「桜、さくら、SAKURA」です。もう東京では散ってしまいましたが、桜が描かれた絵画を展示る企画です。
 美術館の学芸員なら誰でも思いつくだろう企画でしょうが、それを所蔵品だけでやってしまうところが、山種美術館のすごいところです。桜の展覧会は6年振り。
 会場には、上村松園、松岡映丘、速水御舟、小林古径、東山魁夷、川合玉堂、千住博など名だたる画家の作品が並びます。心が洗われる作品ばかりです。
 桜が咲いてるころに見に来ればよかったと、少し後悔した桜満開の展覧会でした。

Sakura


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/18

ボストンマラソン、川内優輝の快挙

 ボストンマラソンといえば、村上春樹が何回か走って印象に残る大会と言っています。
「ボストンに勝る大会はないですね。6回くらい走ったけど、街のDNAとしてマラソンが染みついているんです」(村上春樹へのQ&A 「そうだ、ランナー村上さんに聞いてみよう」
 ボストンマラソンで川内優輝が優勝しました。日本人としては瀬古利彦以来の31年ぶりの快記録です。日本で開催される大会を含め、メジャーなマラソン大会では、ケニア、エチオピア勢が圧倒的に強い。ボストンという歴史があり、大きなマラソン大会で日本人が優勝するのは、すごいことです。
 気温3度と雨、風という悪条件が、川内に味方し、アフリカ勢にとっては敵だったようです。
<季節外れの寒波と悪天候でタフさが問われた消耗戦は「私にとっては最高のコンディション」。世界のトップ選手を相手に番狂わせを起こした>(4月18日・日経新聞)
 川内優輝はマラソンの日本代表からの引退を表明し、東京オリンピックにも出ない、と言っているらしい。でも、
<東京五輪の代表2枠を決める「グランド・チャンピオンシップ」(19年9月以降)の出場権は昨年12月に獲得している>(日刊スポーツ)
 なので、東京オリンピックに向けて激走を見せて欲しいです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/17

練習では何キロまで走ればいいの?

 先日の東京マラソンで日本新記録で走った設楽悠太のインタビュー記事が昨日の日経新聞夕刊に載っていました。設楽悠太は
「40kmは走らない。30km走で十分です」(Web Sportiva)
 と、フルマラソンの練習では30キロまでで充分という主義です。
 日経の記事では
<マラソンでは一般的とされる40キロ走の練習を設楽は好まない。練習で走り込んでこそ、と諭されても「それは昔の考え方」と取りあわない。練習を積んだからといって本番で結果が出るほど簡単な競技ではないと語る>
 と、練習での走り込みを否定するかの発言をしています。
 日経Goodayの連載「有森裕子のCOOL ランニング」、最新の記事で有森裕子さんはこんなことを書いています。
<例えば、設楽選手は「30km以上の距離走を行わない」と公言しています。すると、これをうのみにして「自分も30km以上の距離走を行わない」と、トレーニングの方法をまねする市民ランナーが必ず出てきます>
 設楽選手は「バネで走るタイプ」は40キロ、50キロの長距離走をやらない人も少なくない、とした上で、
<市民ランナーが、レベルや走り方も違うトップアスリートと同じ練習を急に取り入れても、記録が伸びるわけがありません。それどころか、準備不足でケガをする恐れもあります。トップアスリートと自分は違うという意識を持つことが大事です>
 と諭します。
 そうなんだな。市民ランナーとしての自覚を持たないといけません。地道に長い距離を走り込まなければ、フルマラソンの完走はおぼつかない。当たり前のことですが、これが基本です。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/16

どこの銀行が得か

 日経トレンディの今月号は「得する銀行・保険」とが特集で思わず買ってしまいました。これに加えてス「スマホ、電気・ガス・クルマの固定費1万円ダウン」もあって、読まずにはいられない(苦笑)。
 メガバンクのどこをメインにするかも大事ですが、ネット専業銀行の比較も重要、ということを記事を読んで気付きました。記事にATM手数料の比較が載っていて、そこにあるネット専業銀行はじぶん銀行以外は口座を持っていることを発見(笑)。あまり使いこなしていません。
 記事によれば、ソニー銀行は手数料ではNo1ですが、ほとんど休眠になっていることに気付きました。ATM手数料も無料だし、活用してみようとサイトにアクセス。久しぶりだったせいか、合言葉きかれて、PCの登録を求められたりしました。
 少し銀行口座を整理したほうがよさそうです。
 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/15

ジャパネットの威力

 テレビショッピングというのは人気番組なのか、頻繁に見かけてます。テレビショッピングと言えば、ジャパネットたかたです。創業者の高田明が日経新聞の「私の履歴書」に登場し、興味深く読んでいます。数あるテレビショッピングでもジャパネットの訴求力はすごい。高田明がMCを引退した後も、業績は好調のようです。
 今日の「私の履歴書」では自社スタジオを作った顛末が書かれています。2001年3月からのCS放送の免許を取得して、自社ビルの1階にスタジオを作り、放送を開始。ここでの放送がうまくいったため、6月から生放送を始めます。
 スタジオをつくるまでの経過を読むと、いったいいくらお金がかかったのか。
<確かに費用は大変だった。派遣技術者は1人で1カ月100万円ほどかかるし、スタジオの建設や機材の購入費などを合わせると20億円ほどに膨らんだが>
 生放送の価値を、
<生放送だからこそ、今この瞬間に起こっていることを視聴者と共有できる。収録VTRでは過去や未来は伝えられるが、「今」を演出するには生放送が必要だった>
 失敗を恐れない高田明の行動力にはただ感心するばかりです。これから、ジャパネットはどのように進化するのか。予想がつきません。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/14

スマートスピーカーのいま

 アマゾンのスマートスピーカーEchoが今月の初めから自由に買えるようになってます。これまでは招待制とかで、買えるまでに時間がかかったのですが、やっと普通の商品らしくなりました。驚いたのはEchoがを家電量販店で販売するということ。エディオン、ケーズデンキ、ジョーシンで販売しています。
 リアルな店舗に対し、ネット販売で圧倒していたアマゾンが、家電量販店で自分の商品を販売する。これって自己否定ともとれる行為ではないか。どうしたんだろう、アマゾン、と思います。
 アマゾンのサイトでは、他社のスマートスピーカー(たとえばソニーのスピーカー)は買えません。当然と言えばそれまでですが、アマゾンの気合い(思い)が感じられます。
 そのスマートスピーカーですが、どうやら盛り上がりはもうひとつな感じ。マスメディアの報道も最近は目にしません。スマートスピーカーの進化を期待したいところです。

| | | コメント (1) | トラックバック (0)

2018/04/13

「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」

以前、「いつか自分だけの本屋を持つのもいい」という講座に通った藝術学舎。ここで4月から「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」に参加していて、先日第1回の講座がありました。
 タイトルからして興味深いのですが、篠山紀信と会田誠が登壇するということで、申し込みました。第1回講座に篠山紀信が登場しました。全体で2時間の講義ですが、1時間半ほど篠山紀信が自身の作品を紹介しながら、写真家としてデビューから現在までを話してくれました。
 作品を拝見していると、篠山紀信は常に革新者だったと、と感じました。新しいものを追い求めて写真を撮っています。
 篠山紀信と言えば、『週刊プレイボーイ』の印象が強烈。また『GORO』での激写もありました(激写、というのは篠山紀信の造語だそうで)。
 篠山紀信と言えばヌードですが、ご本人曰く、
「時代をヌードで撮っている」
 とのこと。
 篠山紀信のこれからにも期待できそうです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/12

10月のマラソン大会

 日経新聞電子版で「秋のフルマラソンへ 長期計画をどう立てるか 」という記事を見かけて、秋のマラソン大会をどうするか、決める時期なのを気付かされました。トレーニングを始める前に、どの大会でフルマラソンを走るのかを決めなければいけません。
 記事には、計画作成の手順として、第一に、
「フルマラソンへのターゲットを定めます。エントリーの受付がまだ先でも、必要な情報はゆとりを持って仕入れておきましょう」
 とあります。
 まず、情報収集が重要ということです。記事で今秋のマラソン大会は、10月に大会が多いことを知りました。
「近年では10月末あたりからメジャーフルマラソン大会が開催されるようになりました。今年に関しては10月21日にはちばアクアラインマラソン。翌週の10月28日には横浜マラソン、金沢マラソン、富山マラソン、水戸黄門漫遊マラソンと目白押しです」
 去年は中止になりましたが、横浜マラソンは3月から10月開催に変更。水戸黄門漫遊マラソンも今年で3回目の新しい大会で、10月28日がマラソン大会主催者としては競合が多い激戦日です。
 10月のマラソン大会にでるためには7月から9月の暑い時期に走り込まなければいけません。猛暑の中のトレーニングは厳しいです。
 半年先の予定なんてまだ決められないのに、ことマラソン大会はもう決めなければいけないようです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/11

人工知能は人間を越えるか

 アマゾンのアレクサに話しかけていると、「AIっていったい何なのか」と思います。人工知能が人間を越える、といった曖昧なことも言われたりします。AIの進化で置き換えられる職業がある、という指摘もあります。
『AI vs 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子著)は現在のAI論議を整理し、AIの能力と限界を論じ、更に人間の仕事にAIが与える影響を示す良書です。
 本書の前半では著者が「東ロボくん」と名ずけられたAIによって東大合格を目指すプロジェクトを踏まえ、AIの現在の学生の読解力を示しています。
 前半で「東ロボくん」は東大に合格できないとの結論を示し、「シンギュラリティ」の到来は到来ぜず、AI万能論を否定しているいます。しかし、学生への読解力調査ではかなり悲観的な結果が出ていて、AIが人間の仕事を奪う、という事態は起きるとしています。
 機械学習、ディープラーニング、シンギュラリティという言葉の意味さえよく理解していなかったのですが、本書は理解できました(笑)。著者は数学の専門家ですが、極力分かりやすい言葉、説明で書かれてるいます。AIを考えるためにはオススメの一冊だと思います。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/10

通販カタログの効果は

 エディーバウワーはなかなかしつこいです。メールは毎日きますし、先日はカタログが送られてきました。1回、オンラインショップで買っただけなのに、メールは毎日です。店舗では2回買い物をしただけなのに、定期的にカタログが送られてきます。3ヶ月に1回くらいかな。覚えていませんが。
 通販カタログといえば、ベルメゾンも熱心です。かなり前に商売用のもの(確かスリッパとかキッチンマット)を買っただけ(1万円以下だったかと)だけなのに、ここも定期的にカタログを送ってきます。
 JALショッピングも熱心。これも商売スペース用にカレンダー買っただけですが、ファッション、グッズなどのカタログが何冊も送ってくれます。
 ネット通販と言えども、カタログを送付して注文を取るということも重要なことなんでしょう。ものを売る、ということはやはり大変なことです、当然ですが(笑)。
 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/09

ネット書店と店舗在庫

 鹿島茂さんの書評で取り上げられていた『応酬話法』が読みたくなり、ネット書店を探したのですが、アマゾンにはなくて、hontoではあったので注文。しかし、商品出荷が遅れる、とのメールが来てしまいました。しかたなく紀伊國屋書店ウェブサイトへ。
 ここも「ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません」ですが、店舗の在庫を調べることができることを思いだし、調べてみると二子玉川の店にありました。二子にいくついでがあったので無事、購入。
 ネット書店と店舗在庫は別なものなんですね。ネット在庫がなくなって、店舗には在庫がある場合、店舗の在庫を抜き出すことはしないということ。hontoでも文教堂、丸善、ジュンク堂の店舗在庫が調べられます。hontoもネットと店舗の在庫は別な管理です。
 リアル書店で買えばいいのですが、その時間がない、近くに店舗がない、ということもありがちです。店舗在庫の活用をしたほうがいいのでは、と思いました。なにか出来ない事情があるんでしょうね、きっと。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/08

NIKEのズームフライ

  ランニングシューズはずっとアシックスを履いていて、レースでは最近はミズノです。なぜか、国産メーカー信仰があって、海外のランニングシューズは履きません。昔、ランニングを始めたとき時は、幅広なためニューバランスを使っていましたが、いつの頃からかアシックスのワイドモデルになりました。
 海外メーカーの巨人、ナイキのランニングシューズ<ナイキ ズームフライ>が人気だとか。朝日新聞のデジタルに掲載されているコラム「今日からランナー」で「本当に記録は伸びるのか? 革命的シューズ「ナイキ ズームフライ」で走ってみたところ……」で知りました。
 コラム筆者の山口一臣氏はこう書いています。
「<設楽悠太選手や大迫傑選手といったトップアスリートが履いて次々と記録を塗り替えているナイキ ズームヴェイパーフライ4%を一般ランナー向けに調整した普及版モデルが「ナイキ ズームフライ」だ。基本コンセプトは同じだが、ソールの素材が違うほか、ズームフライは普段のトレーニングにも使える耐久性を備えている>
 というランニングシューズ。
 写真で見る限り、かなり厚底のシューズです。一般的にはランニングシューズはタイム(フルマラソンのタイム)に速くなるに従い、シューズの底は薄いものを選びます。ナイキスーパーズームのソールはフルマラソンでサブ4を狙うためのシューズには見えません。 
しかし、<片方約248グラム(メンズ28cm)>と重くない。以外です。
 どうも根本的にシューズの作りが違うようです。
 どんなランニングシューズなんだろう。ナイキの公式通販でもほぼ品切状態です。こうなると、履いてみたくなりました。 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/07

若者で賑わう新宿三丁目

 久し振りに新宿三丁目へ。かつて一緒に仕事をした人たちとの会うためですが、おひとりがこの辺りが勤務先で、この街で飲むことに。
 新年度スタートの金曜日ということで、店を予約をしました。店に入ったのは夕刻6時半でしたが、店内はすでにほぼ満席状態です。大衆居酒屋と言えばいいのか、カジュアルな雰囲気で、お客さんは若者が多い。私たちのようなおじさんグループは見当たりません。
 席は2時間半が制限時間らしく、清算して出たのが夜の9時。路上には多くの人がいます。立ち飲み屋では人が溢れんばかりです。これもほとんどが若者。
 少子高齢化とは無縁な新宿三丁目です。

ちなみに店は「呑者家 末広通り店」です。末廣亭の隣。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/06

コインチェックの行方

 マネックスがコインチェックを買収すると日経が報じています。報道によれば、
「マネックスは、経営再建を主導するため、過半の持ち分を取って経営権を握り、さらに上積みすることをめざす。ネット証券で劣勢の同社は、仮想通貨事業をテコに反転攻勢をかける狙いだ」(4月5日 日経新聞電子版)
 とあります。
 この記事で意外なのは、「ネット証券で劣勢の同社」というくだり。マネックス証券がライバルに劣っているとは知りませんでした。
 ネット証券をいくつか使っていますが、マネックスは使い勝手が良く、特に米国株はリアルタイムで株価を確認できる環境が用意されていて、便利です。
 しかし、
「2017年は個人の株式委託売買金のシェアは5番手の5%にとどまった」
 と確かに劣勢です。
 ビットコインをはじめてみようとコインチェックに口座をつくった途端、流出問題が発生してしまいました。さて、仮想通貨はどうしたものか。マネックスさんの動向にちょっと注目です。
 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/05

松田聖子を聴く

 松田聖子の歌を久し振りに聴きました。きっかけは日経新聞の記事。この前の日曜、NIKKEI the styleの名作コンシェルジュにアルバム「SEIKO MEMORIES」が紹介されていました。これは46歳で早逝した編作曲家 大村雅朗が携わった松田聖子の楽曲を収録し、先々月に発売された三枚組のアルバム。
 幸運なことにこのアルバムはAPPLE MUSICにあり、早速聴きました。「SWEET MEMORIES」「青い珊瑚礁 」「夏の扉 」「白いパラソル」などヒット曲や、名曲が収められています。
 大村の編曲は抜群のセンスですが、80年代の松田聖子は歌も特別に輝いています。記事にはこうあります。
「それにしても聖子の歌には張りと艶があって、改めてほれぼれとする」
 時代のトップスターには、作詞、作曲、編曲、ミュージシャンなども超一流の才能が集まります。80年代の松田聖子もまさに頂点にいて、煌めく歌を聴かせてくれます。
  松田聖子の歌を聴き、エネルギーに満ちた80年代を懐かしく思いだしました。


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/04

ラジオ講座テキストの表紙

 NHKのラジオ講座はとりあえず英語3つを始めることにして、テキストを買いました。そのうち2つを紙、ひとつをデジタル(kindle)で。デジタルだと表紙を気にすることがほとんどないですが、紙版では表紙に目が行きます。
 「ラジオ英会話」は講座が新しくなって表紙も変わりました。遠山顕さん担当のテキストは、いかにも外国らしいイラストレーションが表紙を飾っていました。今月からの新しいテキストはデザインで組み立てたようなイラストです。かなりの変化。好みは人それぞれですでしょうが、私は前の方が好きです。

Photo

 また「遠山顕の英会話楽習」の表紙イラストはなかなか秀逸です。すご〜く古風な印象のイラスト。表紙の男性何をしているんだろう。イラストレーターは高橋将貴さん。ちょっと注目かも。

Photo_2


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/03

権藤博の継投論

 大谷がメジャー初勝利をあげました。6回を3失点での好投です。日本のプロ野球の感覚からすると6イニングでの降板させず、もう少し投げさせたいと思いがちです。せめて7回までと。しかし、最近は先発は6回まで、と割り切る起用方法も増えているようです。先発、中継ぎ、抑えの役割分担が確立しています。
 投手の起用方法で継投の重要性を説いたのが権藤博。かつてプロ野球のピッチャーは先発完投するのが、いちばん評価されました。先発完投論に異論を唱え、継投で試合を組み立てたのが権藤博です。今年80歳になる権藤博は、昨年WBCで日本チームのピッチングコーチをつとめました。ピッチングコーチの第一人者でしょう。
権藤博の考え、理論が展開されている『継投論 投手交代の極意』を読みました。権藤博とスポーツジャーナリストの二宮清純の対談の形で権藤・検討論の神髄が語られます。プロ野球の見方が変わる面白い本だと思います。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/02

常きげんと農口

 昨年、金沢のいった際、昔お世話になった方と飲みました。そのとき、「農口」という日本酒を教えてもらい、いただきました。石川のお酒らしく香りがあり、すっきりとした飲み口で、とても美味しいお酒です。
 農口という名前は、これをつくっているの杜氏が農口さんであることからつけられたもの。そしてこの農口さんはかつて「常きげん」という銘酒でつくっていた方。このことを教えてもらい、思い出しました。常きげんは金沢にいたとき、飲みました。
 常きげんが家にあることを思い出しました。買ってから10年以上経っています。封も切っていません。すっかり忘れていました。農口も飲みたくなって、注文しました。常きげんと農口、飲んでしまいました。
 杜氏の農口尚彦さんは現代の名工を受賞されている方。御年85歳ですが、まだお酒をつくっておられるようです。季節は冷えたビールの季節ですが、日本酒もいいです。また、常きげんと農口が飲みたくなりました。

Photo


| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/01

楽天が大阪屋栗田を買収

 楽天が出版取次3位の大阪屋栗田を買収するとの日経新聞が報じています。今のところ日経の独自報道のようですが、多分、事実でしょう。
 楽天は既に大坂屋栗田には出資していました。
「4月にも追加出資し、出資比率をこれまでの3割から5割超に高めて子会社にする」(日経新聞)
 と楽天の傘下にするわけです。
 その意図は何か。
「楽天は独自の需要予測システムを開発。どの書店でどんな本が売れたかを性別や年齢など属性ごとに分析する。購買データや共通ポイントの利用履歴などを基に、売れ筋を効率的に全国に配本する仕組みを作る」(日経新聞)
 これまでの配本システムは充分機能していないと、楽天は判断しているのでしょう。
 この買収、大坂屋栗田が4月にも実施する第三者割当増資に応じるもので、楽天が20億円、大手出版社4社(講談社や小学館、集英社とKADOKAWA)が15億円を出資。一般的な企業買収としては大きくない数字です。
  取次の危機は深刻のようです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »