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2018/03/22

みなし公務員というもの

  年金の2月支給分で本来より少ない金額が支払われた人が相次いだ問題で、また新たなことが明らかになっています。まず、
<日本年金機構がデータ入力を委託した業者が契約に反して中国の関連会社に再委託し、個人情報の一部が流出していたことも判明した>(3月21日 朝日新聞デジタル)
 委託した業者はSAY企画ところです。中国に関連会社を持っているくらいだから、ある程度の規模がある会社をなのでしょうかね。
 更に、このSAY企画がやってくれました。
<SAY企画が期限内に正しく提出された申告書を約6万7千人分放置していたことが分かり、今回さらに1万7千人分放置していたことが明らかになった>(朝日新聞)
 8万4千人分が放置ということ。すごいなあ。
 問題なのは委託業者がここまで問題を起こす前に、状況を把握しなかった日本年金機構にあります。
<機構は計画書に書かれた業務体制が確保できるか事前に確認しなかった。計画書では800人の従業員を確保するとあったが実際は百数十人に過ぎず、是正を指示したが改善されなかったという>(朝日新聞デジタル)
 日本年金機構は旧社会保険庁が廃止され、作られた組織です。役職員は公務員ではなく、みなし公務員。よく分からないみなし公務員という立場。公務員でもなく、民間企業人でもない。この曖昧な位置が、ある責任感を失わせているのでしょう。
 組織を根本から再構築しないと、年金に関わる問題はおきるでしょう。

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