文楽をみる
文楽を鑑賞できる場所は多くはありません。東京でも国立劇場での公演がほぼ唯一の機会です。国立劇場では鑑賞教室を開催していますが、観に行くのはなかなかハードルが高い文楽です。
昨日、「人形浄瑠璃文楽 レクチャーと公演」を観てきました。地元目黒のパーシモンホールの開館15周年記念公演とかで、文楽の入門編ともいうべき内容。
公演ではまず二人三番叟が演じられます。それに続いて、文楽の三業(太夫、三味線、人形)を解説をそれぞれの演者が解説してくれます。三味線の種類の話や、太夫が年齢、性別の違う人を語り分ける声色のことはとてもおもしろかったです。また文楽の人形を三人で操る技にも感心します。
最後に桐竹勘十郎が静御前を操る「義経千本桜 道行初音旅」が演じられました。桐竹勘十郎はやはり凄い。
文楽の初心者向けの公演ですが、充分楽しめました。また、文楽がみたくなりました。
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