出口のない出版売りの減少
どんどん縮小している出版産業です。昨日の報道によれば、
「2017年の出版市場が前年比7%減の1兆3701億円だったと発表した。前年割れは13年連続で市場はピークの半分に縮んだ」(1月26日日経新聞)
7%減とは小さくない数字ですが、特に注目はコミックの減少。13%減と初めての2桁減となっています。日経新聞はコミックを「最後の砦」と表現しています。
「出版社にとって漫画本は文字通りドル箱。漫画雑誌の掲載作品がもとになるためコストはあまりかからず、人気作品なら発売と同時に大量の販売を見込める」
と出版社のドル箱で、コミックの売上減少は死活問題です。
コミックの他、月刊誌が同11・1%減、週刊誌が同9・2%減。とこれも同様に深刻。
どこまで出版産業のマーケットは縮小するのか。解決策がない現状では、まだまだ減るでしょう。
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