林真理子と藤野可織
日経朝刊・文化欄の「大好きで大嫌いなピンク」を愛読してます。作家・藤野可織によるコラム。毎回、あるテーマによりアート作品を取り上げ、それについて文章をいろんなことを10回で書くコラム(美の十選)。
いつもは斜め読みのこのコラムですが、藤野可織の「大好きで大嫌いなピンク」は面白いので、しっかり読んでます。今朝はお休みですが、昨日の河鍋暁斎の「暁斎百鬼画談」を取り上げた一文も素敵。
<私は朝、ベッドでもうろうとしているとき、よくこの三人の妖怪たちを思い浮かべている。私は朝起きるのが本当にだめで、できることなら逃げたい。朝というものから、生活から、ひいては人生の色々なことから逃走して、ぬくぬくと眠っていたい>
藤野可織は2013年に「爪と目」で芥川賞を受賞していている作家であることを、今更ながら知りました。
同じ文化欄の大御所・林真理子の「愉楽にて」が連載されています。お金持ちのオジサン達が女性と楽しくやる話です。これ、面白いのかな。「愉楽にて」と検索で打つと、「愉楽にて つまらない」が候補でいちばん上にでてきました(笑)。
日経の文化欄もなかなか面白いです。
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