« 肖像画の世界 | トップページ | 今年の占い »

2018/01/07

富士そばという会社

 先日、富士そばの正月に休みにすることを書きましたが、これは富士そばの会長・丹道夫の「年末年始は従業員にゆっくり過ごして欲しい」という考えのためです。
『「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか』(丹道夫)を読むと、ダイタングループ(富士そばの運営企業)創業者である丹道夫独自の経営方針のすごさがわかります。丹はこう書いています。
 タイトルのアルバイトにボーナスを出す、というのはホントの話。アルバイトになぜボーナスを出すのか。
「私としては当たり前のことをしているだけ。アルバイトも、会社を構成する立派な一員です。正社員だけでは会社は回せません」 
 本書には丹道夫の経営の神髄ともいえる言葉がたくさんあります。
「成果主義は絶対に取らない」、「年功序列はダメな制度」、「仕事は一番忙しい人に頼め」、「立ち食いそば屋は物件がすべて」、「運は情報だ」などなど見出しだけでも面白く、ためになります。
 おすすめの一冊です。

| |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 富士そばという会社:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。