株価からみるアベノミクス
日経平均が21年ぶりに高値を更新したとか。昨日の終値は20,881円。これは「1996年12月5日以来、20年10カ月ぶりの高値水準」(日経新聞)を記録。21年前ですか、何をしていたか思い出せません。
株価が高値になる理由を日経新聞は3つあげています。一つ目は世界経済の順調な成長。二つ目は日米の政治動向。三つ目は北朝鮮リスクの後退。
2つめの日米の政治動向で特に気になるのは衆議院選挙です。日経の記事によれば、
「22日投開票の衆院選では自民党が優勢を保っており、海外投資家の多くはアベノミクスが続くと予想している」と半ば決めつけています。
今回の選挙予想は内容にばらつきがあります。自民党が単独過半数を割り、希望の党が100議席を超える、という予想もある一方で、日経のように自民党が優勢と断じるものもあります。
アベノミクスは本当に成果があったのか。その検証も済んでいないのに、株価は高値になる。経済とはなんとも不思議なものです
| 固定リンク | 0
コメント