なくなる書店
書店が減っています。今日の朝日新聞「書店ゼロの街、2割超」によれば、
<書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が増えている。出版取り次ぎ大手によると、香川を除く全国46都道府県で420の自治体・行政区にのぼり、全国の自治体・行政区(1896)の2割強を占める>(8月24日 朝日新聞)
と報道されています。これはトーハンがまとめたデータによるもの。
書店数はどれほど減っているのか。
<全国の書店数は1万2526店で、2000年の2万1654店から4割強も減った(書店調査会社アルメディア調べ、5月現在)>
と激減しています。1万店を切るのも時間の問題でしょう。
減少の原因はいくつもあるでしょうが、いちばんは人が本を読まなくなったことと、流通制度でしょう。書店が利益をだすシステムになっていない現状では当然の結果です。
書店のことは、改善の見込みがなさそうな難しい問題です。
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