トヨタとマツダの資本提携
トヨタとマツダが資本提携することを発表し、大きく報じられています。提携のキーポイントは当然EVの開発です。クルマはEVへと向かっています。フランス、イギリスは2040年にガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する政策を発表しています。
EVの生産では出遅れていると言われているトヨタが選んだのはマツダでした。
<「トヨタはEVの開発を加速するために、EVで高い技術力を持ち実績もある企業と組むのではないか」。そんな憶測が業界では流れていたほどだった。ところが、トヨタが選んだ“結婚相手”はマツダという意外な相手だった>(日経ビジネスオンライン)
と意外なカップルと受け取られています。
トヨタとしてみれば意外かもしれませんが、マツダとしてはこの選択しかなかったかも、と思います。マツダの企業規模では単独でEVを開発するのはほぼ難しい。どこかの企業と提携するしかないわけで、トヨタというのはベストチョイスでしょう。
日本ではまだガソリン、ディーゼルの販売禁止まで踏み込んだ政策はでていませんが、いずれEV、燃料電池車に移行せざるを得ないでしょう。日経新聞は両社の提携を報じた記事で、
<大量生産車「T型フォード」の誕生から約110年の大転換期に直面している自動車業界の危機感だった>
と書いています。自動車産業は変わります。
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