国民年金の納付率
国民年金保険料の納付率が厚労省より発表され、各メディアで報道されています。
「国民年金の2016年度の保険料納付率は、前年度より1・7ポイント増の65・0%だった。厚生労働省が30日、発表した。過去最低の58・6%だった11年度から5年連続の上昇となった」(朝日新聞デジタル)
と納付率は改善しているようです。それでも、3分の1は未納という数字。
この数字の算出には、低所得者や学生で保険料の納付を免除・猶予されている人は除外されています。
「6年度の全額免除・猶予の人は前年度より7万人増の583万人。これらを対象に含めた実質的な納付率は40.5%と前年度から0.2ポイント低下した」(6月30日 日経新聞デジタル版)
と低い数字。半分以上の人が保険料を納付していません。
ちなみに免除、猶予を除外しない数字を報道しているのは、ネットでざっとみた限り、日経新聞だけでした。
厳しい年金の納付率。この制度がいつまでもつのか、はななだ心配です。
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