銀行カードローンの恐怖
銀行はお金を貸すのが商売ですが、法人だけでなく個人にも貸します。住宅ローンが代表的なものですが、銀行のカードローンが問題化しつつあります。今日の日経新聞には、
<銀行カードローンが多重債務や自己破産の要因になっているとの指摘を受け、銀行側も対応を急いでいる。三井住友銀行は4月からテレビCMの「最短30分審査」などの表現を削除。年収証明書の提出を求める融資額の基準を「300万円超」から「50万円超」に引き下げた>
と報道されています。
銀行のカードローンについては、総量規制(年収3分の1超は借りられない)を守らず、年収の3分の1以上の貸付を行っていることが指摘されてます。
週刊東洋経済の先週号では「新借金地獄」なる特集。ここで<サラ金より「ヤバい」銀行カードローン>という記事があります。記事では62歳の女性の例が紹介されています。
契約社員で月収8万円。すでに消費者金融から200万円の借金があり、「アコムとプロミスからの今月分の返済期日が8日後」で「わらにもすがる思いで三菱東京UFJ銀行の支店に足を踏み入れた」。
そこで銀行は「即日で限度額20万円、年利14%での融資を決めた」とのこと。
簡単に融資をする銀行には驚きますが、年利14%という利息もすごい。三菱東京UFJ銀行の定期預金の利息は0.01%くらいなのに。
どうして銀行がこんなことをすることになったのか。だれか教えてください。
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