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2017年7月

2017/07/31

音楽と私:原田知世

 原田知世がデビュー35周年を迎え、セルフカバーアルバム『音楽と私』を出しました。有名な「時をかける少女」など11曲を新たに録音したものです。
 原田知世は最近はテレビドラマの「紙の月」「運命に、似た恋」などでみていましが、歌はほとんど聴いたことがありません。『音楽と私』に収録されている「ロマンス」も初めて聴きました。
 今年50歳という原田知世。テレビなどでみる限り、その年には見えない。若いというのか、年相応になっていないというのか。いまだ少女の部分を残しています。
 決して上手いシンガーではないですが、歌は独特な魅力があります。なんとも不思議。この人、どんな年の重ね方をするのか。そんなことを思わせてくれる新作アルバムです。

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2017/07/30

自動車免許のこと

 役所にいって証明書を取るとき、身分証明書を求められますが、「運転免許証ありますか?」と尋ねられることがほとんどです。個人番号カードを持っているのに、運転免許証で済みます。最強の個人確認証明書です。
 運転免許を取ったのは昭和54年ですから、もう38年前。当時、免許取るの大変でした。今日の日経新聞の文化欄に作家の佐藤多佳子が「低速絶叫マシン」と題して、免許を取ったときの「事件」を面白く書いています。
「三十五年昔は、すべて、ギア操作で変速するMT車だ」
 そうです。マニュアル変速で、ギアがハンドルのところにある「コラムシフト」でした。ハンドルはパワーステアリングでなく、重かった。クルマを運転するのが大変。実技の教習も大変でした。
 なにせ運動神経が鈍いので、実技教習は規定の最低時間の倍ほどかかった記憶があります。当時は法定の最短技能教習時限数は27時間だったようなので、50時間はかかったということ。
 教官も厳しかった。佐藤多佳子さんは、
<当時、教習所の教官は、怖い人が多かった。舌鋒(ぜっぽう)鋭く、眼光も鋭い。運転技術だけでなく弱気な性格も叱られる。「あなたのようじゃ、厳しい世間で生きていけないよ」。どの教官の車に乗るかによって人生が左右される感があった>
 と書いています。男性には更に厳しかったです。よく喧嘩しなかったな、と思います。
 自動車学校での教習を懐かしく思い出しました。
 
 

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2017/07/29

缶チューハイの拡大

 缶チューハイを飲むことが増えました。自分で焼酎と炭酸、レモンなどで作れるのに、なぜ缶チューハイを飲むのか。以前は罪悪感(?)があったのですが、最近はためらいなく買ってしまいます。缶チューハイ売れています。今日の日経新聞によれば、
< キリンビールは2017年の缶チューハイの販売目標を6.1%増から10%増へ引き上げる。6月の酒類の安売り規制でビール系飲料が値上がりして、低価格の缶チューハイの割安感が強まって購入が増えているため。他のビール各社も夏場に向けて缶チューハイの大幅増産に踏み切るなど、ビール離れが加速している>(7月29日日経新聞)
 とビールの地位を脅かしています。
 缶チューハイはバラエティに富んでます。レモン、グレープフルーツ、完熟梅、ビーターライムなどなど、商品開発が盛んです。ビールはビールしかないし。
 コストパフォーマンスもいい。最近はアルコール度数9%の缶チューハイを愛飲しています。
<ビール系飲料の2倍程度だ。1本でビール2本分と同程度に酔える割安感が消費者の支持を集めている>(日経新聞)
 安く酔えるから、ということ。低成長の日本らしい(笑)。
 缶チューハイが売れて、ビールはますます売れなくなる、という状況はしばらく続きそうです。

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2017/07/28

渋谷の本屋

 先日、渋谷に映画を見に行った際、109のそばにあったブックファーストがなくなっているのに気付きました。ビルの地下1階と2階の2フロアーにあったはずですが、ヴィレッジヴァンガードになっていました。ネットで調べてみると、先月に閉店。
 ブックファーストがあったスペースは、昔は旭屋書店が入っていました。駅から近いので利用しやすかったのですが。また、明治通り沿い、東急イン(今は東急REIホテル)の隣にあった文教堂もいつの間にかビックカメラになっています(これ、もう2年以上も前のことらしい)。
 渋谷には大きな書店がいくつもありました。紀伊國屋書店、三省堂書店(東急文化会館)、大盛堂書店など。いまはほとんど残っていません。東急本店にある丸善は駅からちょっと遠いし、西武に入っている紀伊國屋書店くらいがまともな書店でしょうか。
 書店という商売の厳しさを改めて感じます。

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2017/07/27

藤原新也:沖ノ島

  チケットをいただいたので「沖ノ島」をみてきました。藤原新也が撮影した沖ノ島の写真展です。
 世界遺産へ登録された沖ノ島は、福岡県の玄界灘にある周囲4キロの小島。宗像大社の神職がたった一人で毎日祈りを捧げている神聖な場所。女人禁制であり、一般の人の入島も厳しく制限されています。この沖ノ島へ藤原新也が入り、撮影した約70点が展示されています。
 島から出土したご神宝が国宝に指定され「海の正倉院」と呼ばれている沖ノ島。島の情景に加えて、数々の国宝も撮影されています。一般人は入ることがほぼ不可能な世界遺産。そこで撮影された貴重な写真ばかりで、見応えがあります。会場は日本橋の高島屋で、開催期間は二週間だけという展示。なんとももったいない感じです。
 会期は8月1日までです。興味のある方はぜひ。

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2017/07/26

不二越の話

 富山に本社を置く不二越の本間会長が「富山で生まれた人は極力採らない」と発言したと伝えられ、非難の声があがってます。非難する側は強硬です。
<不二越の本間(ほんま)会長が「富山生まれは極力採用しない」などの発言をしたことを受けて、県は、21日、富山労働局に対して、『県内企業において公正・公平な採用が行われるよう』要請しました。県の伍嶋商工労働部長は、21日午前、富山労働局の山﨑局長を訪れ、石井知事名の要請文を手渡しました>(チューリップテレビホームページより)。
 本間会長の発言は不二越が本社を東京にするという記者会見ででたもの。
<「富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です」「富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです」>(DIAMOND ON LINEより引用)
 富山出身ではないですが(東京出身)、なんとなく分かる。もう20年ほど前ですが、金沢(石川県)に仕事をしていました。営業だったので北陸3県(富山・石川・福井)が担当でした。20年も前ですから、今と事情は異なるでしょうが、北陸3県はどこも閉鎖的でした。その3県の中でも富山は閉鎖度が高くなく、東京志向の県だと感じていました。
 あれから20年、いまだ閉鎖的と言われる状況をどう考えればいいのか。そもそも閉鎖性が悪いのか、ということです。すべてが開放的になり、グローバル化すればいい、というわけではありません。ただ、大企業にとっては閉鎖的な人材は求めていないでしょう。
 不二越にとっても、企業が成長するために必要な人材は何か、ということから本間会長の発言はでてきたと言えます。富山という典型的な例で表現されましたが、核心はいまだ閉鎖的な状況にあるこの国の状況にあるのではないか。閉鎖的な人たちが、閉鎖を打破しようとする人を非難する。そんな状況が見えます。
 我が国は難しいです。

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2017/07/25

彼女の人生は間違いじゃない

 テーマは東日本大震災後の福島。重い課題ですが、しかし、見終わって感じるのは、映画で問いかけられているのは、それだけではないと思いました。『彼女の人生は間違いじゃない』は、いくつものことを考えさせられる作品です。
 原作の小説を書き、監督として映画を撮った廣木隆一はホームページで、
「映画は完成しましたが、もちろん答えはでません。まだ、なにも終わってないと感じています」
 と語っています。
 原作の小説も読みましたが、映画とはかなり違います。小説はシリアスなテーマをさらっと書いていますが、映画では福島の現場映像を含め、強烈に訴えるものを提示してきます。仮設住宅の暮らし、帰還困難区域の家々、デリヘルの描写など印象に残るシーンが織り込まれています(廣木監督は脚本を書いていません)。
 主演の瀧内公美は好演しています。共演者の演技も素晴らしいです。地味な映画ではありますが、みておくべき作品だと思いました。

詳しい内容はホームページで。
 
 

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2017/07/24

Dan Fogelberg:Live at Carnegie Hall

 5月に買ったのですが、記事にしていなかったダン・フォーゲルバーグのCDがあります。「Live at Carnegie Hall」と題されたアルバムのリリースを知ったのはApple Musicのニューリリースでのこと。確か、5月中旬でした。Amazon.comに注文しましたがなぜか手に入らず、日本のアマゾンで購入しました。
「Live at Carnegie Hall」は1979年にカーネギーホールで行ったコンサートを収録したライブ盤。ただ、レコード化が前提のレコーディングではなく、一昨年DATが偶然見つかり、それをCDとしてリリースしたものです。
 音源はモノラルですが、クリアな音質です。ダン・フォーゲルバーグがバックバンドなく、自身のギター、ピアノのみで歌うコンサートが、CD2枚に26曲が収められています。
 ダン・フォーゲルバーグをはじめて聴いたのは、1984年。仕事で付き合いのあったエピックソニーの担当者から「Windows and Walls」のデモテープをもらったのがきっかけでした。「Live at Carnegie Hall」はこれより前のレコーディングですから、はじめて聴く曲もいくつもあります。
 今年はダン・フォーゲルバーグが亡くなって10年。いまだ多くの人に愛されるシンガーの素敵なアルバムです。

 

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2017/07/23

ワープロの話

  父親の部屋を整理していたら、ワープロの消耗品がでてきました。リボンとかフロッピーとか。本体はかなり前に処分したのですが、忘れられたようにありました。ワープロを使っていたのはいつの頃だったのか。
 今朝、日経の文化欄に作家の上田岳弘さんがワープロのことを書いていて、思い出しました。
<僕が子供の頃、ワードプロセッサーなるものが世に流通していた。ワープロとはソフトではなく、単機能のハードウェアである。しかしどの家庭にも必ず一台ある、というほどの普及力はなく、実際僕の家にも、ほとんどの友達の家にもなかった>
 上田さんは1979年生まれなので、子供のころというと90年前後でしょうか。
 はじめてワープロを買ったのは、80年代半ばだったか。東芝のルポでした。画面はモノクロの原始的な機器でした。その後、オアシスに買い換えました。会社でも90年代はワープロで見積とか請求書つくっていました。なんとものどかな時代でした。
 いまでもワープロは働いているのか。ヤフオクで「ワープロ専用機」で検索すると、4400件ほどがヒットします。ワープロを売ってる業者もいくつかあります。まだ、現役で働いているワープロも少なくないかも、と思ったりします。
 上田さんはこう書いています。
 <手軽にパソコンを所有できる以前は、必ず手書きで稿をしたためる必要があり、活字化されるまでには幾つもハードルがあった。「活字」は、その頃に帯びていたある種の神聖さを失ったのかもしれない>
 活字、と言うにも郷愁を感じる現代です。
 

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2017/07/22

蜜蜂と遠雷

  先日、直木賞が発表になりましたが、前回(2016下期)の受賞作『蜜蜂と遠雷』(恩田陸)を読みました。いまごろという感じですが、ちょっと理由があり、購入。恩田陸の作品は『夜のピクニック』を読んだだけです。
 三年に一度のピアノコンクールでの物語。天才ピアニストたちが第一次予選から第三次予選、そして本選で展開する競争が描かれています。
 著者の音楽、クラシックの知識にまず圧倒されます。全編、美しく、情感豊かな言葉で書かれている文章は見事です。 「ノスタルジアの魔術師」といわれるだけあり、さすがです。
  ただ、クラシック音楽を聴かない身には、よく分からない、というか感じられない部分が多すぎました。2段組、500ページを超える大作ですが、もう少し短くてもよかったかな、とも思いました。読んでいて、途中で飽きてきました。高尚な作品は未熟者にはちょっと読むのが大変でした。
 クラシック音楽ファンにはおすすめかもしれません。

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2017/07/21

出光の行方

 創業家が反対している出光興産と昭和シェルの統合問題はすこし前進するのでしょうか。昨日、出光が公募増資を実行しました。「発行済み株式の3割にあたる4800万株を新たに発行し、約1200億円を調達した」(日経新聞)で創業家の「持ち株比率は33.92%から26%程度に低下したとみられ、単独では合併を拒否できなくなる」という結果に。
 創業家は裁判所に新株発行の差し止めを求めた仮処分申し立てをしていましたが、認められませんでした。増資は最終的な手段だと思いますが、これで解決するのか。株主からみれば、増資をしたら一株の価値が減るので、一般的には株価が下がり、マイナスです。
 しかし、いまのところ出光興産の株価は少し下げてますが、昭和シェル石油は上げています。マーケットは出光の増資をプラスとみているのか、否か、まだわかりません。
 会社は誰のものか、ということも問われている出光興産の問題はどのような結果になるのか。予断は許せません。

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2017/07/20

EPSON GPSウォッチの新製品

 ランニングウォッチとして使っているEPSONのWristable GPSは使い始めて3年以上が経ち、そろそろ新しいのが欲しくなってきました。壊れていないのにね。巷の評判ではGPSはガーミンがいいともききますので、ガーミンのモデルを買いそうになったこともありましたが、もったいないので止めました。
 昨日、EPSONが新しいWristable GPSを発表したのを発見。新モデルの売りは、表示部分にEPD方式(電子ペーパー)の「EasyView Display」を採用したこと。画面が見やすくなるとか。
 電子ペーパーを腕時計に採用というのは珍しいのかと思っていたら、すでにいくつか発売されていました。ソニーのはオシャレです。
 EPSONのWristable GPSはなかなかの意欲作です。型番も新しいものになり、これまでのラインアップとは違ったスペックになっているニューモデルのようです。価格も脈拍計測もでき、16時間使用できるモデル<J-300>が4万円を切る価格になっていて、以前のモデルより手頃な価格になっています。
 エプソンの新モデルは期待できそうです。

Wristable GPS

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2017/07/19

銀行カードローンの恐怖

 銀行はお金を貸すのが商売ですが、法人だけでなく個人にも貸します。住宅ローンが代表的なものですが、銀行のカードローンが問題化しつつあります。今日の日経新聞には、
<銀行カードローンが多重債務や自己破産の要因になっているとの指摘を受け、銀行側も対応を急いでいる。三井住友銀行は4月からテレビCMの「最短30分審査」などの表現を削除。年収証明書の提出を求める融資額の基準を「300万円超」から「50万円超」に引き下げた>
 と報道されています。
 銀行のカードローンについては、総量規制(年収3分の1超は借りられない)を守らず、年収の3分の1以上の貸付を行っていることが指摘されてます。
 週刊東洋経済の先週号では「新借金地獄」なる特集。ここで<サラ金より「ヤバい」銀行カードローン>という記事があります。記事では62歳の女性の例が紹介されています。
 契約社員で月収8万円。すでに消費者金融から200万円の借金があり、「アコムとプロミスからの今月分の返済期日が8日後」で「わらにもすがる思いで三菱東京UFJ銀行の支店に足を踏み入れた」。
 そこで銀行は「即日で限度額20万円、年利14%での融資を決めた」とのこと。
 簡単に融資をする銀行には驚きますが、年利14%という利息もすごい。三菱東京UFJ銀行の定期預金の利息は0.01%くらいなのに。
 どうして銀行がこんなことをすることになったのか。だれか教えてください。

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2017/07/18

東京ガス料理教室は人気?

 時々記事にしていますが、東京ガス料理教室の話題です。久々に参加してみようとホームページにいくと、トップページにお知らせがあります。曰く、
<以前より、当料理教室においては「申込みをしてもなかなか当選しない」等のお声をいただいており、
より多くのお客さまにご参加いただけますよう、2017年7月3日よりお申込み方法を一部変更させていただく事となりました。>
 とあり、変更内容は「申込」の件数です。
<お客さまお一人につき、「5件」までとさせていただきます>
 5件までに制限したということは、これ以上の件数を申し込んでいた人がいた、ということ。
 驚きました。
 東京ガス料理教室は毎月月初めに次月の教室内容が発表され、15日までに申込。その後抽選で結果が通知されます。この抽選になかなか当たらない、というクレームがあったということです。
 私は毎回ひとつしか申込をしないし、当選しなかったのは1回だけです。ほとんど当選しています。これは男性だからです。男性は優先的に当選するらしいです。今月も申し込みましたが、当選でした。
 東京ガス料理教室は単発で参加でき、教室内容もバラエティに富んでいるので、申込が多いのも当然と思います。料理教室まだまはだ根強い人気があることにちょっと驚きました。
 

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2017/07/17

ランニングシューズのこと

 ランニングシューズを買いました。もう1年以上も前に買ったシューズで走っていたので、履き替えるとに。これまでは、重いシューズ(280グラムくらい)と軽いシューズ(220グラムくらい)を併用していました。
 練習内容によって履き替えるのも面倒になって、当面は軽シューズにしようと、GEL-DS TRAINER22 WIDEにしました。このシューズを履くのは初めて。
 重さは215グラムほどと軽いです。レースであれば、サブ4レベル用のシューズでしょう。まだちょっと走っただけですが、なかなかいい感じです。しばらくは猛暑で長い距離はとても走れないので、このくらいの軽いシューズがいいです。
 ランニングシューズはいろいろな種類、値段のものがあって迷います。安いものは1000円台からあります。Amazonあたりだと廉価のものが揃っています。いつものことですが、ランニングシューズ選びは迷ってばかりです。

Gelds_trainer22_wide


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2017/07/16

ジョギングには厳しい頃

 東京は昨日で11日連続真夏日で、梅雨の期間では史上初ということらしい。実は梅雨明けしているのではと疑われるような気候です。天気予報でもこれからの1週間は雨の日がありません。いつ、梅雨明け宣言するか、興味津々です。
 朝ジョギングをする習慣ですが、この頃は5時過ぎでも気温が25度を超えている日が続いています。熱帯夜のまま夜が明けたという感じ。
 人によって気温の感じ方は違うでしょうか、私は25度を超えると走るのがきつくなります。長い距離は走れません。真夏に昼間走っている人を見かけますが、とても出来ません。もう若くないし(笑)。
 この頃の朝の高い気温は厳しいです。まだ梅雨明けしていないのに、先が思いやられます。ジョガーにとっては、まだまだ戦いはこれからです。今年も猛暑かな。しばらく我慢して走るしかなさそうです。

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2017/07/15

Amazonプライム・ビデオの今

 先日のPrimeDayが話題になったAmazonですが、プライム会員の特典のひとつに、プライム・ビデオがあります。有料の動画配信はNetflixの会員なので、Amazonはほとんど観たことがありません。映画の「ビリギャル」をみたくらいです。P
 Netflixと比べれば、会費の違いから当然、コンテンツは違います。Amazonはプライム会員のおまけみたいなもの、と思っていたのですが、最近は内容が充実している気配です。プライムビデオのオリジナル作品もいくつか提供されています。最近知ったのですが「Harumi's Kitchen」というのがあります。料理家の栗原はるみさんのゲストと料理をつくる番組。
 栗原はるみさんの料理はNHK「きょうの料理」でみることができますが、それ以外では珍しい。なぜAmazonが栗原はるみ、と思いますが、なかなか興味深いコンテンツです。
 Amazonパワーは拡大しています。ちょっと恐いです。

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2017/07/14

和田誠さんの表紙

 週刊文春の表紙を描いているのは、和田誠さん。なんと今週号で2000号を迎えました。週刊文春のグラビアで特集が組まれていますが、和田さんが最初に表紙を描いたのは1977年5月12日号です。40年前のことです。
 それ以来、和田さんは休むことなく表紙を描き続けてきました。40年前か。大学2年でした。すごいですね。毎号ですから。
 特集のグラビアには和田さんが最初に描いた表紙が載ってます。定価が180円です。今は420円ですから随分価格が上がったのですね。和田さんの表紙には関係のないことですが。
 ちなみに特集には村上春樹が「想像を絶した驚嘆すべき達成」と題した特別寄稿を寄せています。これを読むだけで今週号を買う価値ありです。
 今週号も素敵な和田誠さんの表紙です。

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 和田誠の表紙第1号
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2017/07/13

ビールの売上

 ビールの売上が相変わらず落ちています。昨日の報道によれば、
「ビール大手5社が12日発表した1~6月のビール系飲料の課税済み出荷量は、前年同期比1.3%減の1億9025万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。上期としては5年連続で過去最低を更新した」(7月12日 日経新聞)
 と過去最低。
 これは6月の値上げが原因とされていますが、確かに価格は大きな要因です。例えばカクヤスの価格でみると発泡酒の500mlは180円台ですが、缶チューハイの500mlはブランドものでも170円台です。缶チューハイはいろいろな味もあるし、アルコール度数も高い。缶チューハイを選んでも不思議はありません。
 ビールの売り上げは減っていますが、各社のシェアは変わっています。首位のアサヒビールが0.3ポイント上昇の39.5%、2位のキリンビールは0.4ポイント低下し、31.7%。アサヒは強いです。シェア4割目前です。かつてシェア6割を超えていたキリンは上昇の気配がありません。ビールメーカーというものがなくなってしまうかもしれません。

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2017/07/12

東京マラソンのチャリティーランナー

  来年2月に開催される東京マラソンの一般のエントリーは来月1日からです。先行してチャリティーランナーの募集が今月1日から始まりましたが、8日に定員に達して締め切られました。
「東京マラソン2018【平成30年2月25日(日)開催】のチャリティランナー申込者が3,900人(アクティブチャリティ100人除く)に達したため、7月8日(土)11時30分をもってチャリティランナーの申込受付を終了しました」(大会公式ホームページより)
  チャリティーランナーは10万円以上の寄付が条件です。申し込まれた方の中には純粋にチャリティーを考えている人もいりでしょうが、(恐らく)多くの人は10万円で出走の権利を手に入れる、ということでしょう。以前はチャリティーランナーで寄付したお金は寄付控除の対象ではありませんでしたが、現在は寄付控除となります。所得税を多く納めている人は、寄付で東京マラソンを走れるようになるのですから、美味しい話しです。
 それにしてもわずか一週間ほどで3900人の枠が埋まってしまうとは、いささか驚きです。東京マラソンは相変わらず人気のようです。

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2017/07/11

Amazon PrimeDayの威力

 いったいどれだけ広告費を使っているのでしょうか。Amazon PrimeDAyが昨日から始まっていますが、この宣伝広告の露出は膨大でした。事前にあらるメディアで広告を見かけました。30時間だけのセールなのに、すごいな、と思います。昨日の夕方、セールのことを忘れていて、NHKのテキストkindle版を買おうとしたら、サイトに繋がりませんでした。
 Prime会員限定のセールですが、これを機会に会員になる人も多いでしょう。これだけ大規模なセールが展開されているので、会費払っても元がとれる、と思っても不思議はありません。最近、月額400円の制度もできたので、入りやすくなってます。
 Amazon PrimeDayではメルセデス、エクストレイルといったクルマまで売ってます。ちょっと驚き。多くのセールス品があり、欲しい商品を探すのも大変ですが、堅実なところでは書籍がおすすめかな。10%のポイントがつくので、実質1割引です。
 人間というか、日本人なのか、物欲というものの凄さを感じるアマゾンのセールです。

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2017/07/10

翻訳家・村上春樹の仕事

 翻訳家としての村上春樹の仕事をまとめた『村上春樹 翻訳ほとんど全仕事』を興味深く読みました。本書は2つのパートで構成されていて、ひとつは「翻訳作品クロニクル」で村上春樹が翻訳した本を自身で解説。あとひとつは「翻訳について語るとき僕たちの語ること」で、翻訳家の柴田元幸と村上春樹の対談です。
「翻訳作品クロニクル」を読むと、「こんなに沢山」と驚きました。『グレート・ギャツビー』しか読んでいません。いかにアメリカ文学に興味がないか、読んでこなかったかを思い知りました。
柴田元幸さんとの対談もすごく面白い。翻訳の話もいろいろ楽しいですが、それに加えて村上春樹のこれまでの創作裏話みたいなことが語られていて、これが刺激的です。
 村上春樹、今更ながらすごい作家ということを認識しました。

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2017/07/09

イッセーの妄ソーセキ劇場

 イッセー尾形の一人芝居を久しぶりにみてきました。「妄ソーセキ劇場」です。今年生誕150年を迎えた夏目漱石の作品を題材にしてイッセー尾形が独自の解釈・演出で演じるひとり芝居です。
 これまで何回か演じていますが、今回は練馬文化ホールで1日だけの公演です。イッセー尾形の1人芝居は5年前にみて以来です。イッセー尾形が休眠宣言をして、その後映画、テレビなど俳優業にほとんど専念しているので、1人芝居はやっていませんでした。
「妄ソーセキ劇場」では夏目漱石の「抗夫」「草枕」「道草」「門」「明暗」の5作品を題材にした1人芝居です。相変わらずのイッセー尾形ワールドでした。芝居が終わるごとに次の衣装に下手で着替えるスタイルも変わりません。ただ、次に演じる芝居についてイッセーがマイクを持って解説してくれました。芝居をどのようにつくったのか、を喋ってくれました。
 楽しかったです。また1人芝居を演じて欲しい、と我が儘なファンは思いました。

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2017/07/08

橘玲さんの素顔

 作家・橘玲の講演を聴いてきました。『マネーロンダリング』『タックスヘイブン』など経済小説を中心に書かれている作家ですが、最近は『バカが多いのには理由(ワケ)がある』『言ってはいけない 残酷すぎる真実』といった人生指南のような著作も書かれています。
 橘玲は素顔を出さず(公式ツイッターでは似顔絵)、経歴もあまり明らかになっていません。今回の講演は文藝春秋が主催の<文春トークライブ>での企画で有料(5000円)です。ちょっと高いので迷ったのですが、めったのない機会なので申し込みました。橘さんの講演は2年半振りで生涯5度目とか。確かに珍しい。
 ご本人と著作から感じていた橘玲さんのイメージはちょっと違いました。もっとエネルギッシュな方かと勝手に思っていたのですが、作家らしい(?)感じの方でした。
 肝心の講演は人間の幸福とお金がテーマで橘玲流の幸福論です。約1時間半の講演に40分ほどの質疑タイムという内容です。いくつか示唆にとんだ内容がありました。
 会場は満員(300人以上は座れるスペース)で、若い人も目立ちました。お金と幸福というテーマに興味がある人は多い、という当たり前のことを知った講演会でした。

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2017/07/07

下山の時代

  言語学者の鈴木孝夫先生の講義を大学の時に聴かせていただきました。以来、著作を何冊か拝読しています。鈴木孝夫著作集も持っています(調べてみたら、今は廃刊です)。大学の時から四十年ほど経過しましたが、鈴木先生は元気に活躍されています。今年91歳になられます。
 鈴木先生の言語社会学を勉強しました。大学の時、一時熱心に英語をやっていたので、日本語と英語、西欧語の対比から説く言語社会学に心酔していました。
 平田オリザさんも鈴木教の信者です。『下山の時代を生きる』は鈴木先生と平田オリザの対談。タイトルの通り、人口が減り、成長もほとんどない日本で「いかにして山を降りるか」をテーマに二人が語った対談です。鈴木先生の博学ぶりと平田オリザの地方での体験が融けあい、いい対談になっています。
 日本の明日を考えるきっかけになる刺激的な一冊です。

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2017/07/06

アートスポーツの今

 先日渋谷のアートスポーツで破産の知らせをみて衝撃を受けましたが、石井スポーツと提携している御徒町の店舗だけ営業しています。うちからはちょっと遠いですが、いってみました。
 御徒町には2つか3つ店舗があったはずですが、営業しているのは本店だけです。店は以前のまま、しっかり営業していました(当たり前ですが)。
 ランニングシューズを買うので、2階のフロアーへ。店員さんから適切なアドバイスをいただいてシューズを買うことができました。もう20年以上アートスポーツでシューズを買っているので、他の店にいけなくなってます。
 ちなみにアートスポーツは御徒町にほか、東京ではビックロ、吉祥寺の店舗が営業しています。まずは安心しあmした(笑)。


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2017/07/05

ふるさと納税の今後

 ふるさと納税はしたことがないのですが、世間ではかなり広まっています。2016年度のふるさと納税の寄付総額は、2844億円と15年度比で7割増えて、過去最高を更新です。
 新聞で伝えられるところでは全国1位の寄付額を集めたのは宮崎県都城市で73億円。都城市の予算を調べると29年度の当初予算は804億円ですがら、73億円はその9%にあたります。これはすごい数字。都城市の特設サイトをみると、たくさんの返礼品があります。人気だというサーロインステーキは<宮崎和牛 サーロインステーキ 200g×2枚 計400g>が1万円の寄付でもらえます。これで税額控除されるのですから、美味しい話です。
 当然批判もあります。
「総務省は4月、寄付額に対する返礼品の割合を3割以下に下げるよう全国の自治体に要請した。都城市は6月に約6割あった割合を下げると表明。佐賀県上峰町も約5割だった返礼割合の引き下げを目指す」(7月5日 日経新聞電子版)
 とのこと。都城市に寄付をするのは今のうちかな(笑)。
 総務省の要請もあり、今年度のふるさと納税額は下がるのか。この行方も気になりますが、これだけ拡大したふるさと納税で誰が得をしているのか。寄付した人だけでなく、きっと誰かが儲けているのでしょう。そのほうが気になります。

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2017/07/04

ブログ14年目とイッセー尾形

 ブログを始めて今日で13年たちました。この記事が4744件目です。14年目に突入ですが、よろしくお願いいたします。
 さて話は変わりますが、映画「ふたりの旅路」をみてきました。桃井かおりとイッセー尾形が共演。夫婦の別れと出会いを描いた不思議な話を桃井かおりが好演しています。ラトビアと日本の合作映画で、ラトビアの首都リガと神戸で撮影されていています。脚本・監督はラトビア出身のマーリス・マルティンソーンス。日本語に翻訳された脚本もほとんど違和感がなく、台詞は心に響きます。
 桃井かおりとイッセー尾形の映画での共演は「太陽」以来、10年ぶりとか。 桃井かおりはイッセー尾形と二人芝居をやりました。もう5年前のことです。この二人芝居の後、イッセーは休眠に入り、現在は映画、テレビを中心に役者として活躍しています。
 イッセー尾形の舞台を初めてみたのは、もう20年近く前です。大昔という感じですが、イッセーは進化していました。今週末には「妄ソーセキ劇場」をみにいきます。これも楽しみです。

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2017/07/03

自民党の大敗

 ここまで自民党が議席を減らすとは驚きです。地元の目黒区は現職自民候補二人が共倒れです。一人の自民党候補者は小学校が同じで、事務所もうちのそばにあります。今朝、ジョグの途中に通ったら、なにもなくなってましやた。今朝の日経新聞がこんなことを書いています。
1950年代に流行したロックンロール。軽快なビートが世界を席巻した。だが、すてきな新商品を売り出せば世間が飛びつくとは限らない。
ジョン・レノンはこう振り返っている。「エルビス以前には何もなかった」。ブームが起きるには、新たなトレンドと同時に、現状への強い不満が必要だ。

 小池百合子さんはエルヴィスということかな。
 都議会はなかなか面白くなりそうです。」

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2017/07/02

サッポロラガービールと価格

 やまやでサッポロラガービールの缶を見かけて、思わず買ってしまいました。日常は第3のビールなんですが、限定販売ということでついつい。限られた店でしか飲めないサッポロの赤星が缶で発売ですが、去年もやってましたよね。限られたファン向けですが、サッポロもいいことやります。
 ビールの価格が上昇しています。
「6月19~25日の週のアサヒビール「スーパードライ」(350ミリリットル6缶パック)は平均販売価格が税別1113円。2016年6月の1カ月の平均価格と比べ、9.4%上昇した」(7月2日 日経新聞デジタル)
 と10%くらい上昇。
 食品スーパーでビール価格が上昇したため、コンビニとの価格差が小さくなり、コンビニで販売量が増えています。「ローソンは6月のビールの売り上げが前年比7%増」
 とか。
 ビールの価格も様々です。スーパーではイオンが価格を据え置き。ネットスーパーでの価格でみるとスーパードライの350mlは257円。一方カクヤスは280円。カクヤスのほうが高い。
 日経新聞はこう書いています。
「官製値上げを巡る攻防はビールの最需要期の夏に向けて本格化しそうだ」
 ビールをめぐる戦いはなかなか大変そうです。

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2017/07/01

国民年金の納付率

 国民年金保険料の納付率が厚労省より発表され、各メディアで報道されています。
「国民年金の2016年度の保険料納付率は、前年度より1・7ポイント増の65・0%だった。厚生労働省が30日、発表した。過去最低の58・6%だった11年度から5年連続の上昇となった」(朝日新聞デジタル)
 と納付率は改善しているようです。それでも、3分の1は未納という数字。
 この数字の算出には、低所得者や学生で保険料の納付を免除・猶予されている人は除外されています。
「6年度の全額免除・猶予の人は前年度より7万人増の583万人。これらを対象に含めた実質的な納付率は40.5%と前年度から0.2ポイント低下した」(6月30日 日経新聞デジタル版)
 と低い数字。半分以上の人が保険料を納付していません。
 ちなみに免除、猶予を除外しない数字を報道しているのは、ネットでざっとみた限り、日経新聞だけでした。
 厳しい年金の納付率。この制度がいつまでもつのか、はななだ心配です。

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