君の名は。
今ごろ、「君の名は。」を見てきました。昨年の8月公開ながら、いまだ映画館で上映中。興行収入は250億円という大ヒットアニメです。
ストーリーに惹きつけられます。そして美しく、細部まで描かれた映像。多くの人を魅了する理由がわかります。
しかし、制作側はここまでのヒットは予想していなかったようです。週刊東洋経済4月1日号の特集「熱狂アニメ経済圏」に「君の名は。」を制作したコミック・ウェーブ・フィルムの川口典孝氏にインタビューしています。ここで川口氏は興行収入について
「20億円は行くと思っていたが、ここまでは予想しなかった。まだ夢の中にいるようだ」
と語っています。
川口氏の前職は伊藤忠のビジネスマンですが、「君の名は。」の新海監督と出会い、コミック・ウェーブ・フィルムを立ち上げています。東洋経済の記事によれば、制作委員会に頼らず、3億円の資金を調達したとのこと。
大ヒットアニメの背景には、多くの人の苦労があったようです。ビジネスとしての日本のアニメを見るのも、面白いです。
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