ふるさと納税の過熱度
ふるさと納税がかなり流行っているようです。寄付をしてもらえる返礼品も多種多様になっています。ちょっとやり過ぎと総務省が言い出しました。
「総務省は31日、4月1日からふるさと納税の返礼品を寄付額の3割以下に抑えるよう地方自治体に要請すると発表した。金額の基準を設けるのは初めて。寄付の多くをなるべく住民サービスに充ててもらう狙いだ」(4月1日 日経新聞)
とのこと。
日経新聞の記事によれば、「全国の自治体は今まで1万円の寄付に対して平均4000円の返礼品を送っていた」とあります。ふるさと納税した金額の4割の返礼品がもらえるということ。税額控除を受けると、2000円の負担だけです。条件を満たせば、10万円寄付したら、9万8千円税金が減り、4万円相当の返礼品がもらえるということ。美味しい話です。ただし、払うべき税金がある人に限られます。
返礼品の選択肢もひろがってます。米沢市はパソコンを返礼品にしています。長野県のいくつかの自治体ではエプソンのGPSランニングウオッチが返礼品。エプソンの工場が長野にあるためでしょう。
どこまで総務省の要請が自治体に届くのか。興味深いところです。
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