ペンタックスの危機
一眼レフカメラのペンタックスブランドが危機です。このブランドを展開するリコーが昨日、中期経営計画を発表しましたが、その中で個人向けカメラ事業は、「製品機種の縮小を検討している」(日経新聞)としているからです。
一眼レフは長らくペンタックスのK-7を使っています。銀塩のペンタックスSPもかつて愛用していました。ペンタックスファンです。ームページでみるとペンタックブランドで展開されている一眼レフカメラは現在7機種。確かに多いかもしれません。
ペンタックスはかつては旭光学工業という会社でした。それがペンタックスという社名に変更。その後、HOYAに吸収合併され、それでもうまくいかず、リコーに売却されました。
いまや、個人向けのカメラ事業で利益をだすことは難しい。スマホで写真を撮れば、充分という人が大半です。一部の愛好家がカメラを買うだけです。名門ニコンも2017年3月期の連結最終損益が60億円の赤字の見通し。
ペンタックスブランドが残ることを祈りますが、難しいかもしれません。
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