ジョー・プライスさんの履歴書
友人と飲むと、日経新聞の「私の履歴書」が話題になることがあります。ビジネスマンはこの連載が好きみたいです。美術蒐集家のジョー・プライスさんが今月の履歴書ですが、どんな感想を持たれているのでしょう。
美術ファンには馴染みのあるジョー・プライス。伊藤若冲を早い時期から評価し、コレクションしていることで知られています。でも、美術に関心のない人にとっては(このほうがメジャー層)ほとんど知られていない人でしょう。
美術好きとしては興味深く読んでいますが、プライスさんはお金持ちということがよく分かりました。例えば1964年の東京オリンピック観戦に来日するくだり。
「わがプライス家では五輪観戦が家庭内行事として定着しており、52年ヘルシンキ、56年メルボルン、60年ローマと欠かさず開催地を訪ねるのが恒例になっていた」
とか。
また奥様が日本の大学で学んでいる時期のこと。
「私はアメリカン航空が顧客向けに売り出した乗り放題の終身パスを買い、2週間に一度、東京に通う生活だった」
終身パスの値段、いくらなんだろう。
プライスさんは50歳で家業から引退し、収集に専念します。羨ましい。
美術蒐集家というのはお金持ち、という事実を再認識した「私の履歴書」です。
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