アートリンクとちぎ@栃木市・小山市
「アートリンクとちぎ」というアート企画があります。宇都宮にある栃木県立美術館の所蔵品を県内のミュージアムに貸出し、そこで企画展を展開するというものです。
一昨日、栃木に出かけたとき、そのアートリンクとちぎの企画展を2つ見てきました。ひとつは「線とかたちの大冒険」(とちぎ蔵の街美術館)、もうひとつは「こどもと見たい川上澄生の世界」(小山市立車屋美術館)です。栃木市、小山市の美術館が栃木県立美術館のコレクションからテーマを設定して、企画展を行っています。
県立美術館の所蔵品はたまに常設展にでますが、大半の時期はほとんどが所蔵されたままでしょう。これは栃木県に限らず、どこの県立美術館でも同様です。いわば死蔵されたコレクションを県内の公立ミュージアムに貸し出すというのは、なかなかいいアイディだと思われます。
ただ、どれほど集客できるかは別問題。とちぎ蔵の街美術館では、土曜日の昼間にかかわらず、私の貸し切り(他にお客さんがいない)でした。見応えのある作品が展示されていたのでちょっと残念。
美術館の活用という点では大いに評価できる「アートリンクとちぎ」。これからも継続して欲しいです。
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