映画「沈黙」
「沈黙ーサイレンス」を見てきました。遠藤周作の原作は何十年も前に読みました。マーティン・スコセッシが28年前原作を読み、長い年月を経て映画化された作品です。
映画の感想を一言で書けません。。全編を通して繰り返される切支丹への弾圧、拷問のシーン。本当につらいです。キリスト教信者ではない自分が、この映画をどこまで理解しているのか。スコセッシが何を問いかけているのか。簡単に言い表すことができない映画です。
ただ、160分の長編ですが、その長さが感じられませんでした。見ていてつらいシーンの連続ですが、惹きつけらます。
この映画はイッセー尾形が出演している、ということで知りました。イッセーがでていなければ、見に行かなかったでしょう。イッセーは日本人の中で重要な役柄を演じています。英語の台詞も多いですが、見事に演じていました。俳優としての実力を示したと思います。
さまざまなことを考えさせられる「沈黙ーサイレンス」です。
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