Newtonのいま
雑誌「Newton」という雑誌、いまでも刊行されていたんだな、という感想を持ったのがは、先日元社長が逮捕のニュースをきいたときです。定期購読者から出資金を不正に預かったとして出資法違反(預かり金の禁止)の疑いです。
そして昨日、「Newton」を出版するニュートンプレスが民事再生の申請です。雑誌そのものが不況状態の中、「Newton」も厳しかったようです。最近の部数はどうなのか。
日本雑誌協会の公表データによれば、111,167部(2016年10月~12月のデータ)です。思ったほど少なくありません。10万部を超えていますから、立派なものです。定価1200円だし。科学雑誌としてはナンバーワンかな。
昔、科学雑誌ブームがありました。1980年代だったか。以前働いていた出版社でも「UTAN」という科学雑誌をだしていたのを思い出しました。そしていまは、科学雑誌のマーケットはどうなっているのか。コアなファンで成り立っているような気がします。
ニュートンがつくってきた科学雑誌の歴史。この先も続くことを祈っています。
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