NY株、2万ドルのインパクト
ニューヨーク株式市場で25日、ダウ工業株平均の終値が初めて2万ドルの大台を超えたニュース。昨日の新聞夕刊では日経新聞はもちろん、朝日新聞でも一面トップで扱われています。直近ではトランプ効果とも思えますが、長い期間でみれば、米経済の強さが見えます。
ダウが1万ドル台にのせたのは1999年。それから18年で2倍になっています。たかだか2倍とも言えますが、日本の株相場と比べるとその差は歴然です。
「26日終値は1万9402円と99年末(1万8934円)とほぼ同じ水準だ」(日経新聞)
株価だけ見ると、この18年で日本経済はほとんど成長してないことになります。
アメリカ経済のどこが凄いのか。日経新聞は
「相場上昇の底流にあるのは、IT(情報技術)を中心とした技術革新やM&A(合併・買収)で成長し続ける米企業の力だ」
と分析。アップルの例をあげて
「 ダウが初めて1万ドルに乗せた99年、米アップルの時価総額は55億ドルにすぎなかった。その後、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」のヒットで急成長し、時価総額は110倍に拡大」
と書いています。
アップルは成功例ではありますが拡大のレベルが凄い。
日本の経済はアメリカのような成長時代を迎えるのか。難しそうです。
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