日経小説大賞の価値
今日の日経新聞に「日経小説大賞」の受賞作が発表されています。第8回の今回は太田俊明氏 「姥捨て山繁盛記」が大賞受賞。太田俊明氏は昨年も候補作に残り、今年念願の受賞です。
「日経小説大賞」はちょっと異端の文学賞です。日経新聞以外では話題になることはあまりありません。文学のフィールドでこの賞はどれほど評価されているのか。それもよくわかりません。
過去の受賞者をみると、ビジネスマン、官僚などの経歴をもつ人が多い。今回の太田氏は
「東京大学在学中、硬式野球部の遊撃手として東京六大学野球で活躍。卒業後は総合商社、テレビ局に勤務し、2013年に定年退職」(日経新聞)
と日経好みのキャリアです。
日経の記事によれば、
「六十歳で会社を辞め、日経小説大賞に的を絞って、年に一作のペースで小説を書き始めました」
と作家というより、ビジネスマンのコメントのようです。
「日経小説大賞」の賞金は500万円と高額。そして、日経新聞が本にしてくれます。これを目標に小説を書く、というのもありかもしれません。
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