気の長い酒税改正
一昨日あたりからビールの酒税改正の話題が報道されてます。この時期恒例の税制改正大綱でかねてから国が指摘していたのビール酒税の不平等を解消しようといい目論見が実現しつつあります。
しかし、その達成はかなり先の話。ビール系飲料の税額統一は10年後の2026年。ビール、発泡酒、第3のビールの酒税を55円程度で統一する。これを10年後の2026年までに段階的に行う、というのがその内容。
「経営に影響が出るビール会社や消費者に配慮するため、一本化まで約10年の激変緩和の期間を設ける」(日経新聞)
なんで10年もかかるの。どうせやるなら、来年からでもやって欲しい。そうすれば、きっとビールがいまより安く飲める。
近年、ビール離れが進んでいます。10年後、ビールマーケットはどこまで変わっているのか。酒税の統一なんてあり関係がない環境になっている可能性もあります。
ビールの酒税にすがる国税とビール会社。今後の闘いが見ものです。
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