配偶者控除廃止の挫折
今回こそは配偶者控除が廃止されると確信していたのに、またしても廃止の見送りです。昨日あたりの新聞各紙で政府・与党が配偶者控除を存続させる方針だと報じています。
昨日の日経では<「女性活躍」はウソですか>とタイトルした記事を掲載。
「『ああ、また。やっぱりね』。政府が配偶者控除の廃止を見送ると知った働く女性の多くは、こう感じたのではないか。」(10月7日 朝日新聞)
と毎年繰り返される配偶者控除を巡る議論を皮肉ります。
今年は10月から厚生年金と健康保険の加入基準が変わり、新たに約25万人が対象になりました。この勢いで配偶者控除も廃止されると思っていたのですが。
「共働き世帯の数が専業主婦世帯を上回って、すでに20年近い」(日経新聞)なのに、日本の税制は古い家族形態に沿ったままです。
「今回の先送りは「女性も働いて。でも、ほどほどにね」とのメッセージに映る。安倍首相、女性活躍社会を実現するとの公約はウソですか?」(日経新聞)
この国の働き方は100年経っても変わらないかも。
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