クエイ兄弟の世界
ちょっと前のことですが、神奈川県立美術館の葉山館までいってきました。たまには少しドライブと、出掛けたわけです。企画展がいちばんの目的ではない不純なミュージアム訪問(笑)。
開催中の企画展は「クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム」です。まったくの予備知識も無く、拝見するという失礼かつ無謀な行為でしたが、展示は刺激的でした。
クエイ兄弟はアメリカ・ペンシルヴァニア州ノーリスタウンに生まれた一卵性双生児で、映像作家。恥ずかしながら、これまで存じ上げませんでした。クエイ兄弟については全く知識がないので、引用させてもらいます。
「コラージュ、コマ撮り、実写、特殊効果を組みあわせ、アニメーション、ドキュメンタリー、ミュージック・ヴィデオ、バレエ映画、長編映画、コマーシャルなどさまざまな映像作品を、常に不可分な<クエイ兄弟>として創ってきました」(神奈川県立美術館葉山館公式ホームページより)
とその表現形式は多様なクリエイターです。
展示をみて感じたのは、かなり挑戦的な企画だということです。しっかり企画された展示で、新たなことに出会えた素晴らしい内容でした。ただ、どこまで広くアートファンに訴えられるのか。ここがポイントかもしれません。
異なる世界に出会えた素敵な展示でした。
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