国民年金の強制徴収
国民年金の保険料を払っていない人、多いんですね。昨日の日経新聞によれば、国民年金保険料の強制徴収の対象を広げるとか。
「現在は年間所得350万円以上の滞納者に実施しているが、2017年度から300万円以上にする」(9月20日 日経新聞)
と厚生労働省と日本年金機構が目論んでいます。
その理由は
「国民年金保険料の納付率(総合・経済面きょうのことば)は60%程度で低迷している。保険料の滞納に厳しく対処し、納付率の向上を狙う」
とのこと。
納付率が60%というのは低いですが、保険料の納付を免除・猶予されている人を対象者から除いて算出していて、「実質的な納付率は40.7%」です。これには驚きます。
国民年金の現状は極めて危うい状態のようです。
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