« いつもと違う料理教室 | トップページ | デジタル本の読み放題 »

2016/08/09

イチローと仰木さん

 イチローの大リーグ3000本安打。素晴らしい記録達成です。記者会見の一問一答でイチローは仰木さんの名前をあげ、感謝の意を表しました。
 ――今、感謝する人は。
 「思い出したのはこのきっかけをつくってくれた(元オリックスの)仰木監督ですね。神戸で2000年の秋にお酒の力をつかって僕が(メジャー行きを)口説いたんですけど、仰木さんの決断がなければ、何も始まらなかったと思うので。そのことは頭に浮かんだ」(共同)
 27歳での遅いメジャーデビューのイチロー。仰木さんの決断がなければ、3000本安打の達成はなかったかもしれません。
 イチローと仰木さんのことは、日米通算安打の記録達成のとき、記事に書きました。イチローは仰木さんと仰いでいると伝えられています。このことで、面白い記事を見つけました。2年前2014年の12月に掲載されたデイリーの電子版の「イチローが語る仰木監督」という記事です。イチローは仰木彬との関係を問われ、こう答えます。
 世間では仰木とは『師弟』の間柄とされているが、当の本人は「僕が“師匠”なんて言葉を使うはずがないでしょ」と笑って否定する。
 仰木がこの世を去って9年。改めてその存在を問われたイチローは沈思黙考したのち、こう答えた。
 「自分が迷っている時、仰木監督ならなんて言うかなあ、ということを考える。重要な局面に来た時に必ず思い出す人ですね。その人が笑ってくれたらすごく安心するし、力を与えてくれるんですよ」。

 仰木さんならこの3000本安打達成にどんなお祝いの言葉をおっしゃたろう。その言葉が聞けないのが残念です。

|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イチローと仰木さん:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。