脱デフレの対策とは
安倍首相の思い込んでいるアベノミクスは絶好調のようです。参院選の結果を受けての記者会見で、
「アベノミクスを一層加速せよと国民から力強い信任をもらった」
と述べています。自信満々です。
そもそもアベノミクスって何だ。金融政策とあと何をやっているのか。未だよく理解できません。きっと公共投資はやっているだろうとは思いますが。
昨日の日経新聞1面に掲載されていた「脱デフレへ10兆円超す対策」によれば、その柱は「年金受給、納付10年で」のようです。現状では25年間は保険料を納めないと年金の受給資格が得らませんが、これを10年間に短縮しよういうもの。元々は消費税を10パーセントに上げることとセットで実施することになっていました。
もちろんいいことですが、この短縮で
「約42万人いる無年金者のうち約17万人が新たに年金を受給できるようになる見通しだ」(日経新聞)
とのこと。
年金受給者数は平成26年度で3,991万人(厚労省の資料から)です。これに対して17万人ですからほんの僅か。さも大きな仕事のように言うのはどうでしょうか。
脱デフレはいつになったら達成されるのか。誰か教えてください。
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