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2016年6月

2016/06/30

6月は雑事の月

 今日で6月も終わり、2016年も半年が過ぎました。まだ、半年か、長かったな。暇なせいですね、きっと。
 世知辛い話ですが、今月はお金のことがいろいろあり、少しだけ仕事が増えます。去年、仕事で提供しているスペースの建物を法人の所有にしたため、固定資産税がかかります。固定資産税の納期は(第1期は)6月末。銀行にいって納付しました。ネットバンキングだと楽でしょうが、法人は毎月の費用がかかるので、零細企業には厳しい。
 税金は払いましたが、次の課題は年金。わが会社は厚生年金適用の法人なので、4月から6月は標準報酬月額の算定時期です(ほとんどの人は関係ないと思われるの読み飛ばしてください)。そのため、年金事務所に書類を提出しなくてはいけません。慣れないことなので、これも大変。
 経営者にとっては「お金」がもっとも重要なこと、を実感する水無月です。
 

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2016/06/29

ベジヌードルのレシピ

 うちのキッチンスペースで4月に撮影された書籍『「ベジッティ」で野菜たっぷり! グルテンフリーのベジヌードル☆レシピ』(いとうゆき・二見書房)が発売されましたので宣伝です。
 ベジヌードルってご存じですか。恥ずかしながら知りませんでした。ベジヌードルとは野菜を細く長く麺状に切って、麺として食べることです。「野菜の麺」ですね。
 ベジヌードルをつくる道具はいくつかありますが、本書では「ベジッティ」を使っています。いとうゆきさんによるレシピはパスタからサラダ、スープ、おかず、デザートなど、全51レシピが掲載されています。
 ベジヌードルはNHK「あさいち」で先月取り上げられるなど、注目されています。
 グルテンフリー、カロリーオフ、野菜たっぷりなど身体にいいベジヌードルです。美味しそうな料理がたくさん載っています。私も一冊買いました。ヘルシーな料理に興味がある方にはおすすめです。

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2016/06/28

今更、グレイト・ギャツビーを読む

『グレイト・ギャツビー』を読みました。10年前の2006年に出版された村上春樹が訳した作品です。一般には「華麗なるギャツビー」という映画のタイトルで知られているスコット・フィッツジェラルドの不朽の名作です。
 若い頃に原文で読みました。いまより英語の理解力が少しばかりありましたが、間違いなく作品の内容を理解していなかったでしょう。ロバート・レッドフォード主演の映画もみました。これも内容をほとんど覚えていないので、本質を理解していなかったのでしょう。
「英語で読む村上春樹」を聞き始めて、村上春樹が訳した小説に興味をもちました。村上訳の小説は数多いですが、まずは頂点にある『グレイト・ギャツビー』からと思ったわけです。
 映像が目の前に立ち現れるような見事な訳です。悲しく、むなしく、そして希望も与えてくれる素敵な物語です。
 1回読んだだけでは、作品の本質のすべてはわからないでしょう。(英語力があれば)原文を読み、他の訳者のものを読む。そこまでやれば、もう少しこの『グレイト・ギャツビー』の魅力がわかるのではないか。そんなことを思わせるハードルの高い小説です。
 本編の後に村上春樹の後書きが30ページほどあります。まず後書きを読んでから本編を読むと良かったな、と思える内容がある素敵な文章です。
 今更『グレイト・ギャツビー』に感激しているとは。もう少し本を読まねばと反省しています。

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2016/06/27

残念なスイカロードレース

 昨日、午前9時すぎにジョギングにでたところ、気温は25度をこえていましたが、快適だったので10キロ走りました。でも、走り終わったあと、どっと疲れがきました。
 昨日行われた千葉県・富里市の「富里スイカロードレース」で「熱中症の疑いで7人搬送、2人重症」は当然起こることが予想された事態でした。
「すいかロードレース」はマラソンを始めた21年前にすでにありました。当時はマラソン大会が少なかった時代で、「すいか」マラソンはちょっとユニークで印象に残っています。残念ながら参加したことはありませんでしたが、ずっと継続して開催されていたことに驚きます。また(ちょっと失礼ないい方ですが)このようなローカルな大会に今年は約1万2400人が参加。これも驚きます。
今年で33回大会と歴史がある「富里スイカロードレース」は毎年この時期の開催なのですね。気温が25度をこえる時期のマラソン大会は運営には注意が必要なのはいうまでもありません。6月下旬には開催しない方がいい、とも言えます。来年も開催するのであれば、時期を変更するか、同じ時期であれば、朝7時以前のスタートにすべきでしょう。
マラソンブームですが、運営者は更なる配慮、注意が必要のようです。

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2016/06/26

金沢マラソンは参加見送り

 毎年のことですが、フルマラソン大会の参加は難関です。秋の大きな大会はエントリーが終わり、抽選となっています。大阪マラソンは落選でしたが、金沢マラソンは当選しました。
 今年、2回目となる金沢マラソンは
「今回の応募者数は2万8388人で前回大会よりも3650人減り、優先出場者をのぞいた抽選倍率は2・3倍だった」(朝日新聞デジタル 2016年5月12日)
 と昨年ほどは人気がないようです。
 当選通知が来た後、宿泊のホテルを探したのですが、ほとんどありません。人口46万人ほどの金沢市に1万3千人のランナー及び関係者が来るほどのキャパシティはなさそうです。
 隣県の富山市に泊まるという選択肢もあります。新幹線を使えば30分もかかりません。
 10月23日という開催日も、トレーニングスケジュールを考えるとちょっと早すぎる。いろいろ考えましたが、参加を見送ることにしました。金沢は4年半ほど住んでいた街なので、久しぶりに行ってみたかったのですが・・・・・・。
 今年の秋、フルマラソン大会はどうしよう。またまた悩みます。
 

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2016/06/25

本屋titleという本屋さん

「本屋Title」にいってきました。荻窪に今年初めに開店した本屋さんです。リブロにお勤めだった辻山さんが独立してつくった新刊書の本屋です。
 荻窪駅から青梅街道を10分ちょっと歩くと、歴史を感じる2階建てに青い看板の店が見えます。

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 書棚が置かれたスペースは適度な広さ。そこに単行本、文庫、新書などがジャンルごとにに置かれています。雑誌は少しだけで、あくまで書籍中心の選書です。
 書棚の奥にはカフェもあります(ホームページには「8席ほど」とあります)。快適そうです。
 うちの近くにこんな本屋さんがあればいいな、と感じる素敵なスペース。荻窪はちょっと遠いのが残念な「本屋Title」です。

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2016/06/24

変わっていく数寄屋橋

 久しぶりに数寄屋橋にいってみました。スクランブル交差点の角にあるのか東急プラザ銀座。確かこのビルがオープンしたのは3月。もう3ヶ月も前のこと。東芝ビルがなくなって、すっかりオシャレなビルになっていました。

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 入ってみましたが、洗練された今時のファッションビルです。地下には飲食店があるのですが、東芝ビルとはまったく違います(当たり前です)。値段も高そうで敷居も高いです。早々に退散しました。
 向かい側にはソニービルがあります。ここも来年閉店し、暫く空き地をソニーパークとするとか。建て替えの完成は2022年の予定。暫くはソニービルがなくなります。
 
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 ソニービルの1階で待ち合わせ、なんてのはよくありました。いまの若者はどうなんだろう。
 数寄屋橋も変わり、時代も変わります。

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2016/06/23

「家庭ノミクス」って何だ?

 参議院選挙が告示され、昨日のNHKニュース7では各党党首による主張が放送されました。どうして政治家の話は曖昧な表現なのか。曖昧といえば、政治家に限らないかもしれませんが、各党首の主張は具体性に欠けています。
 党首の主張の中で面白くおききしたのは、「家庭ノミクス」実行を訴えた新党改革。かの桝添要一が党首であった政党です。今回の選挙では野党では珍しくアベノミクスを肯定し、その補強として「家庭ノミクス」を掲げています。与党なのか野党なのか?
 この家庭ノミクスとは何なのか。その主張は
「お風呂に入らない家庭はないが、お風呂を沸かす熱源を水素燃料電池に換えると、発電をしてお湯が沸く。(家庭で)発電するので133万世帯で原発1基分の電力がいらなくなる」(6月22日 日経新聞)
 というもの。
 この数字、どのような根拠で算定されたものでしょうか。家庭用燃料電池コージェネレーションシステムは既に実用化されていますが、この普及がエネルギー問題を解決できるのでしょうか。コスト面での課題が大きいのでは。
 家庭ノミクスが成功する前に新党改革はなくなってしまうかもしれません。
 

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2016/06/22

いま、被災地から

 上野の東京藝術大学美術館で「いま、被災地から -岩手・宮城・福島の美術と震災復興ー」が開催されています。会期が今週末までで、やっと見てきました。
 2011年の東日本大震災で被害を受けた多くの美術館、博物館の作品の救出、修復、復元などの事業が行われてきました。まだ事業は継続中ですが、震災から5年経過し、この経過を伝える企画展です。
 本展では第一部として岩手・宮城・福島の近現代作家の作品が展示されます。萬鐵五郎、関根正二、松本竣介、佐藤忠良、舟越保武など著名な作家から、広く知れ渡ってはいないながら個性的な作品を創っている作家まで70点の作品が展示されています。
 第二部では大震災で被災した陸前高田市立博物館、石巻文化センターなどの被災状況、救出活動などが写真で紹介され、更に修復された作品の一部が展示されています。ここまで修復するには並大抵の作業ではなかったと思います。修復の作業に携わった方の仕事にただただ感謝するのみです。
 東日本大震災と美術を改めて考えました。とても価値ある企画展です。


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2016/06/21

家電も変動相場制

 我が母が使っていた炊飯器が壊れ、買って欲しいとのこと。炊飯器はピンキリですが、「安いのでいい」というので、ほどほどの3合炊きの炊飯器を選び、ヨドバシカメラのネットで注文しました。お目当ての炊飯器が、ちょっと前にネットでみたときは1万2千円ほどだったのが9,990円に下がっていて、即注文しました。
 商品は翌日着荷しました。1万円ですが、よさそうな炊飯器です。ふと、昨日ヨドバシカメラのネットにいくと、同じ商品が8,230円になっています。1,700円も値下げ。いつから下がったんだ。いやいや。
 この炊飯器に限らず、家電の価格は常時変動します。レンタルキッチンの備品として昨年9月に購入したシャープのオーブンは56,480円→35,100円になっています。
 昔は秋葉原電気街で値切りながら買ったものですが、いまはもっぱらネットでの購入。家電を買うタイミングは難しいです。

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2016/06/20

小椋佳の歌紡ぎ「老猿の会」

 一昨年、生前葬コンサートを行い、アーティストとしては亡くなったものと思い込んでいた小椋佳は、いまでもコンサートをしています。昨年は「余生あるいは一周忌コンサート」を全国で行いました。
 そして現在、歌紡ぎ「老猿の会」と題したコンサートをやっています。昨日、日経ホールでのコンサートに行ってきました。このコンサートは日経新聞主催の<日経W倶楽部スタート記念「日経プレミアムイベント」>で抽選ですが、無料のご招待です。
 17時に幕を開けたコンサートのステージは、キーボード、アコースティックギター、琵琶、バンドゥーラ(ウクライナの民族楽器)の4人だけのシンプルかつちょっと変わったバックミュージシャンで構成されています。琵琶を奏でるのは小椋佳の次男の奥様、バンドゥーラはウクライナ出身のナターシャ・グジー。
 小椋佳が書いた曲と他のアーティスト持ち歌を交えての構成。「リンゴ追分」、「青春時代」「いっそセレナーデ」など小椋佳の心に響いた曲も歌われました。
 経営者・今野由梨と小椋佳の元部下の女性(みずほ銀行の役員だとか)が詩を披露するコーナーがあり、日経新聞主催らしい企画です。
 2時間余りのコンサートは相変わらずのトークが展開されました。御年72歳の小椋佳、余生はまだまだ続くようです。

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2016/06/19

この夏はペリエ

 もう30年以上も前のことですが、常連だった喫茶店のマスターがアメリカに行ってきて、土産話を聞いたときのことです。
「ウィスキーのペリエ割りをよく飲んだ」
 と話してくれました。
 ペリエ割り、というのがオシャレに感じました。ペリエって、いつから日本で販売されているのでしょう。
 さて商売の話ですが、昨日からスペースでPerrier(ペリエ)をゲストにプレゼントしています。ネスレが行っているペリエキャンペーンに参加しているためです。
 キャンペーンは6月18日~7月31日まで行われます。この期間限定で表参道には 「PERRIER Summer Lounge - Sparkling Cafe」もオープンします。ここではペリエを使った14種類のオリジナルドリンクを楽しめ、またもれなくペリエが1本プレゼントされます。
 この夏はペリエにはまりそうです。

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2016/06/18

株主総会のシーズンだが

 今月は3月決算企業の株主総会が行われる月。株を保有している会社がら総会の通知がきています。今年は仕事もあり、雑事もあり(これがなかなか厄介)、株主総会にいってる余裕はなさそうです。
 総会通知の中に東芝もあります。父が長年勤めた会社なので、持っていた株です。いまだ不正会計問題に揺れる東芝。先月には大阪の株主が室町正志社長ら歴代の役員11人に対し、計27億円の賠償を求める提訴を行いました。
 東芝の株主総会は毎年、国技館で行うのが恒例です。そしてお土産には焼き鳥弁当が配られるのも習わし。しかし今年は「お土産、お弁当は用意しておりません」と案内に記載してありました。当然ですよね、お金ないんだから。
 暇なときは熱心に株主総会にいっていましたが、ほんと暇つぶしだけのものと気付きました。総会にでただけではでは不正会計やっているなんて、わからないし(笑)。
 株主総会とは誰のためにあるのか。会社OBとシニア投資家のためにあるのかもしれません。

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2016/06/17

イチローと仰木彬

 イチローの通算安打達成で仰木彬さんのことを思い出しました。イチローがオリックスに入団し3年目の1994年に監督に就任し、イチローを抜擢。その年、イチローは年間200安打を達成し、首位打者を獲得します。
 鈴木一朗からイチローという名前に変えるアイディアを出したのも仰木さんです。
「イチローと誰にでも分かる名前にした方がいい」
 秀逸なアイディアです。
 G-TIMESサイトに「イチローを誕生させた『マジシャン』名将・仰木彬 名言集」という記事があります。ここにはイチロー誕生の他にも豪快な名言がいくつもあります。
 例えば、
 「野茂に怒られるのが怖いから変えんかっただけや。(野茂英雄選手のトルネード投法に対して)」
 これ、本心ではないと思いますが。
 記録達成を仰木さんも天国で喜んでいるでしょう。
 イチローの前人未踏の旅は続きます。

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2016/06/16

目黒シティランの参加料

 先日エントリーした「目黒シティラン」。区民枠での申込でしたが抽選で、結果が昨日発表されました。当選です。民枠は一般ランナー定員3000人のうち1000人とかなりの割合を占めます。
 多くの人は区民枠に1000人も応募しないだろうと思っているはず。エントリーすれば、当選は間違いないと。実際はどうだったのでしょう。結果はまだ公表されていません。
 ともあれ当選なので、入金して参加を確定しようとRUNNETのマイページで手続き。そこで初めて気がつきました。参加料(10キロの部)は5,000円。高い! 10キロマラソンだと2,000円から3,000円台がほとんどでしょう。5,000円は破格の高さです。何故? 豪華な参加賞がもらえるのかな。でもスポーツタオルらしいし。エントリー前に5,000円と認識していたら、申し込まなかったかも。
 一般のエントリーは7月4日から始まります。こちらは3000人-1000人=2000人の定員(区民枠で1000人埋まったとして)なので、狭き門です。でも、参加料5,000円ですからランナーの方は気をつけてください(笑)。

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2016/06/15

美術大学とクロッキー帳

 クロッキー帳をちょっと前に買いました。スケッチブックは使ったことがありますが、クロッキー帳を使った記憶はないので、おそらく人生初めて。
  なぜ、クロッキー帳をつかっているのかって? 実は先月から世田谷美術館の美術大学なるものに通っているからです。絵画の講座があり、そこでクロッキー帳を使います。
 大学という名前を冠していますが、実態はアートを学ぶカルチャースクールです。世田谷区が運営する美術講座で、1987年からやっている歴史ある講座です。
  この美術大学、人気のようで毎年抽選です。今年は1.5倍ほどの倍率だったとか。今年の3月、締切日に申込ました。その後、忘れ去っていたら、4月に美術館から電話がありました。
「友の会に入っていただければ当選ですが…・」
 とおっしゃいます。
「18歳以上の世田谷区在住、在勤、在学者、または世田谷美術館友の会会員であること」という条件をまったくみてませんでした。目黒区住民は友の会に入らないと大学には入学できない。狭き門です(笑)。
 いまさらやめたともいえず、友の会に入り、大学にも入りました。
 美術大学の講座は平日なので、仕事と両立できるかと思ってましたが、5月、6月と平日に予約が入って、既に3回も欠席してしまいました。
  さて、無事大学を卒業できるか。道は厳しそうです。

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2016/06/14

住民税通知で考える

 6月は税金の季節です。固定資産税、住民税の納税通知がきます。税金ではないですが、国民健保の加入者は保険料の通知もあります。昨日、住民税(特別区民税・都民税)の納税通知書がきました。
 昨年度の確定申告で所得が少なく(苦笑)、所得税が還付になっているので、住民税も還付です。還付は久しぶりのこと。喜んでいいのか、悲しむべきか。
 住民税は均等割額の5,000円。所得割から控除しきれなかった配当割の控除額があるので、この金額から5,000円を引いた金額が還付額ということ。還付があるのか、苦しい家計には助かります。
 所得税、住民税が還付ということを喜んでいますが、この家計では最近はやりのふるさと納税をしても、税金上のメリットはないということです。寄付は税額控除できますが、納税がなければ意味がありません。寄付という行為に税額控除の見返りを求めるな、と言われそうですが。
 税金について考えさせられる梅雨の季節です。
 

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2016/06/13

村上春樹の英訳を楽しむ

 4月から「英語で読む村上春樹」をきいています。NHKラジオ第二で放送されている番組ですが、きき始めるとなかなか面白いです。今年度既に4年目なので、ほどほど人気があるようです。
 週一の番組ですが、村上春樹の短編を1ヶ月にひとつ取り上げ、英語、日本語の原文の朗読のあと、講師(辛島ディビッド)による解説があります。内容としては英語の語学番組ですが、朗読番組としても楽しめます。原文でも短編はほとんど読んだことがないので、新鮮な内容です。英訳されている村上春樹の短編が多いということにも驚きます。
 テキストには英訳の細かな注がつけられて、翻訳者がどのような意図で英語表現をしているかがわかります。文学における英語翻訳の難しさがわかります。テキストをしっかり読めば英語の勉強になりそうすが、いまのところ番組をきくのが精一杯です。でもしばらくは続けてみようと思っております。

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2016/06/12

エッセイも楽しい「村上ラヂオ3」

 このところ村上春樹の本を読んでます。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から初期の『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』を今頃読みました。次は何を読ませていただこうかというところへ、『村上ラヂオ3 サラダ好きのライオン』が文庫ででたので、読ませてもらいました。
「an・an」に連載されていたエッセイをまとめた1冊です。1と2は読んでいないので、このエッセイは初めてです。村上春樹のエッセイは久しぶりに読みましたが、やはり面白いです。さりげなく書かれていますが読ませます。さすがです。
 大橋歩の挿絵も素敵です。イラストでなくドライポイントで作られた銅版画です。大橋歩のあとがきによると銅版画は乾くまで入稿できないので、週刊誌の挿絵には厳しいそうですが、村上春樹は1ヶ月分の原稿を月一で大橋歩に送ってくれるので、まとめて版画にでき、スムーズに入稿できたそうです。
 エッセイも一流の村上春樹。今年の秋も騒動になるのでしょう。
 

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2016/06/11

桝添知事の美術品購入

 巷を賑わす桝添知事の公私混同問題。都議会での追及をどう桝添知事がかわすか。都民ながら面白いイベントです。
 都議会にはしっかりと知事に説明させて欲しいと思いますが、野次馬としては桝添くんが購入した美術品は気になります。釈明の記者会見での説明は、
「購入した美術品は、公私の区別を明確にするため、美術館への寄付、都の病院や福祉施設で活用してもらう意向を示した」(朝日新聞デジタル)
 と一見、よさげな対応にも思えます。
 この辺りはマスコミは突っ込んで報道していません。
 そもそも桝添くんが購入した美術品はどのようなものか。
「ネットオークションなどを利用して購入した絵画や版画、書は全部で150点以上」(東スポWEB)
 と熱心に購入しています。購入理由は本人の弁によれば
「海外の方との交流で版画や浮世絵をツールとして活用している」(ハフィントンポスト)
 とのこと。
 ヤフオクで買った美術品の価値はどれくらいなのか。美術館に寄付といっても、価値のないものは受け入れないはず。真贋も確かでないかもしれないし、そもそも美術館は倉庫ではありません。そもそもなんで美術が専門でない桝添くんの評価で購入したものが、美術館に置かれるのか。
また「都の病院や福祉施設で活用」と安易にいってますが、病院、福祉施設に設置するアートはしっかりと選択しなければいけないことは自明のこと。
 美術好きなのに、美術がわかっていない不思議な桝添くんです。美術もお金が目的なんでしょうね、きっと。

 

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2016/06/10

大阪マラソンのチャリティランナー

 大阪マラソンの落選通知がきました。そう言えば、エントリーしていたのを思い出しました。相変わらず、メジャーなマラソン大会の参加は狭き門です。大阪マラソン以外にもいくつかエントリーしてますが、当選するとは思ってません。
 抽選に外れたら、チャリティーランでは参加できないのか。そんなことも考え、大阪マラソンのチャリティランを調べてみると、ちょっと複雑なものでした。
 チャリティーランナーになるためには、まず目標金額を決めてエントリー。最低目標金額は7万円。エントリーすると最初に2万円がクレジットカードから決済されます。その後、家族、友人、知人から寄付を募ります。最初の2万円と家族、友人、知人の寄付金額の合計が7万をこえれば、チャリティーランナーとして参加が決定。しかし目標の7万円に満たない場合は、本人のクレジットカードから不足分が決済されます。
 要は7万円(言い方はよくないですが)合計で払えば、大阪マラソンには参加できるというわけ。チャリティーの寄付先の団体は14あり、寄付は税額控除できる団体もあります。寄付の恩恵を本人だけでなく、周りの人にも広げ仕組みを作ったことが大阪マラソンのチャリティランナーの特徴です。
 マラソン大会で寄付を集める仕組みとしては、よく考えたなと思います。これでどれくらいの寄付が集まるのか、結果が知りたいところです。

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2016/06/09

「ルノワール展」をみる

 国立新美術館のルノワール展にいってきました。今年前半の展覧会では、「若冲展」と並んで話題のアートイベントです。過去、ルノワール展は何回も開催されています。2010年には「ルノワール 伝統と革新」が同じ国立新美術館でありました。この企画展も魅力的な作品が列んでいました。
 今回の「ルノワール点」はオルセー美術館、オランジェリー美術館のコレクションからの作品で構成されています。展示の目玉は初来日の「「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」です

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 この作品はいいです。華やかで楽しげな舞踏会がいききと描かれた傑作。
 ルノワールの作品が10の章に分け、構成されています。またルノワール作品に加えて、関連のあるコロー、ゴッホ、などのアーティストの作品も展示されています。全体で100点を超える作品で、見応えがあります。
 素敵なルノワール作品に出会える展覧会です。
 
 

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2016/06/08

宇都宮美術館で「ガレの庭」

 先週の日曜、がら空きの栃木県立美術館を出て、宇都宮美術館にいってみました。昨年、夏にパウル・クレー展をみて以来です。このミュージアムは宇都宮市の郊外にあり、公共交通機関は1時間に一本ほどのバスで宇都宮駅から30分ほどと、クルマを使えない人にとってはおおよそ便利とはいえません。
 しかし訪れた日の展示室は賑わっていました。「ガレの庭」展の最終日だったからかもしれません。「ガレの庭」は今年、東京都庭園美術館で開催されていたものの巡回ですが、なかなか人気。ガレのガラス作品が見事で、見始めると引き込まれてしまいます。
 展示室の賑わいをみると、美術館は企画次第なんだな、と痛感します。巡回展であろうが、人を集めることができる展覧会はやはり強いです。ミュージアムの素敵な空間に触れた宇都宮美術館でした。


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2016/06/07

再び「宇都宮みんみん」へ

 一昨日の宇都宮ツアーで、また「宇都宮みんみん」の餃子を食べてしまいました。宇都宮に到着したのが曜の昼時なので、本店はあきらめ来らっせ店にしました。ここはいくつもの餃子店が入っているミニ餃子テーマパーク。
 拙ブログを調べると、過去ここには2回来ていました。「宇都宮みんみん」の本店は来らっせ店からすぐそばにありますが、10年以上前に来ていましたが全然覚えていません。年をとりました(苦笑)。
 みんみんの餃子の特徴は野菜が多いこと。ホームページによれば
「白菜をたっぷり使った野菜主体のあっさり餃子です」
 とヘルシーな餃子。
 このみんみん餃子は、「焼き」「水」「揚げ」の3種類。それぞれ餃子は6個で250円。この日は焼き×2+水×1を注文。計18個ですが、なんなく食べられます。野菜主体の具であるためでしょう。
 今度は久しぶりに本店にいってみたいです。そしてビールを飲みながら熱々の餃子をいただきたい。いつのことになるのやら(笑い)。
 

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2016/06/06

ヒュー・スコット=ダグラス展@栃木

 栃木県立美術館で現代アートの「ヒュー・スコット=ダグラス展」をみてきました。ヒュー・ダグラス=スコットは1988年イギリス生まれの若手現代アーティスト。今年横浜美術館で開催された村上隆のスーパーフラット・コレクションに出展されていました。村上隆が認めるアーティストというわけです。
 スーパーフラット・コレクションはみましたが、ヒュー・スコット=ダグラスの作品は記憶にありません(苦笑)。コレクションがあまりに膨大なためか、丹念に一点一点みなかったためかも。本展は村上隆のKaikai KIkiが特別協力しています。
 栃木県立美術館で若手現代アーティストの個展を開催するのは、珍しいのではないかと思います。企画展示室すべてを使った展示は、3つの作品群がら構成されています。
 35ミリスライドプロジェクターで投影する「アクティブ・サープラス」、ダンネージバッグを素材につかった「無題」の立体作品、そして「ボケ」と題された平面プリント作品。
 なかなか面白いですが、刺激はあまり感じませんでした。広い展示室に3パターンだけの作品展開は、いささか間延びした印象です。
 日曜の昼頃に訪れたのですが、展示室にはほとんど鑑賞者がいませんでした。かなりチャレンジングな企画かもしれません。現代美術を企画することの難しさを感じた展覧会でした。


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2016/06/05

豊田章男と成瀬弘

 東洋経済の「経営者 豊田章男」を読んで知った『豊田章男が愛したテストドライバー』(稲泉連著)を読みました。読みごたえのあるノンフィクションです。稲泉連がトヨタで自動車に所属していたテストドラ-バー・成瀬弘の生涯を丹念な取材で書いた力作です。
 臨時工としてトヨタに入った成瀬弘は、トヨタ自動社長・豊田章男に運転を教えた師匠となります。本書では成瀬弘と豊田章男の交わりを軸に、成瀬の歩んだ人生を鮮やかに描いています。
 日本における自動車レース創世記、福沢幸雄、川井稔がいた時代からたどり、テストドライバーとはどのような存在なのか。そしてテストドライバーは自動車つくりにどのような役割を果たしたのかを歴史に添って書かれていきます。そして世界一の自動車メーカー・トヨタの社長、豊田章男の生き方にも深く迫っています。
 例えば自動車ファンでなくても、トヨタ嫌いでも、読む価値がある一冊だと思います。久々にいい本を読みました。


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2016/06/04

ケータイの料金は下がったのか

 家族のスマホが2年契約の最終月になり、契約変更をしないといけなくなりました。2年縛りの時、契約をしたので月々サポート料とやらが切れるからです。さてどうすればいいのか。契約しているドコモの料金を調べてみても、相変わらず複雑。ホームページをちょっとながめたくらいでは、いくらになるか分かりません。
 だいたいのところを頭にいれて、ヨドバシカメラで料金を計算してもらいました。格安スマホに移項するのも選択肢でしたが、いろいろ考え、ドコモで機種変更にしました。
 スマホ2台とモバイルルーター1台を使っていますが、毎月の通信費は前とほぼ同じ金額になりました。ただし、新機種の購入代金がかかります(これが高額)。
 総務省の指導でケータイの料金は下がったのでしょうか。2年縛りはなくなりましたが、2年契約すると通信費が安くなる料金体系になっています。定期契約なしを選ぶと、2年契約の1.5倍ほどの料金設定です。料金が下がったとは言えないでしょう。
 ケータイ大手が利益を得る構図は変わらないようです。

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2016/06/03

ますます落ち込む出版産業

 出版産業がまずいです。昨日発表された取次大手・日本出版販売(日販)の発表には驚きます。それによると「2016年3月期の雑誌の売上高が32年ぶりに書籍を下回った」(2016年6月2日 日経新聞)
 といいます。出版産業をリードしてきた雑誌の落ち込みが激しいです。
「女性向けファッション誌が11.8%減の大幅な落ち込みとなった雑誌は全体でも15年3月期比9.9%減の2434億円だった」
 と女性誌がひどい落ち込みです。
 注目すべきは返本率。
「雑誌の返品率は40.9%となり、書籍の30.7%を上回った。なかでもコンビニの雑誌の返品率が51.2%と高く」(日経新聞)
 とコンビニでは半分以上が返品です。
 出版産業の落ち込みは取次を中心とする流通に問題があるのは明白ですが、雑誌そのものが読者を引きつける魅力を失いつつあることも大きな要因ではないかと思います。
 どうなるんですかね、出版産業。

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2016/06/02

目黒シティランに申込

 目黒区がマラソン大会を始めます。11月27日に「目黒シティラン」と名付けた10キロの大会です。遅まきながらという感じですが、ランナーとしては地元でマラソン大会ができるのは嬉しいことです。
 10キロの定員は3150名。そのうち一般ランナーの定員は3000名ですが、うち1000名が目黒区内在住者枠となっています。区外は定員2000名ですから、狭き門かもしれません(ちなみに世田谷246ハーフマラソンが定員1600名)。
 この目黒区内在住者枠のエントリーが一昨日から始まって申し込んだのですが、驚くべきことに抽選です。1000人以上、このマラソン大会に申し込むのか。抽選に外れたら、ショックかも。 
 さて、「目黒シティラン」は成功するでしょうか。いろいろな意味で楽しみです。

目黒シティラン

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2016/06/01

男子バレーボールの行方

 高校の頃、いたずらな奴が教卓の座席表の名前に「大古」と書き直して、教師から怒られていたのを思い出しました。あの頃、日本の男子バレーは強かった。ミュンヘンオリンピック(1972年)で金メダルを取った頃です。アタッカーの大古、森田、横田。そしてセッターの猫田。凄い選手たちでした。
 一昨日の夜、新宿西口を歩いていたら、赤いジャージ姿の長身の一団と行き交いました。「CHIAN」とロゴがあります。バレーボールの選手達でしょう。 29日に日本にストレート勝ちした中国の選手達に間違いありません。背が高いからです。平均身長2メートル超とのことですが、そびえる立つ長身です。
 男子バレーは人気です。「男子バレーボールが熱い。28日から始まったリオデジャネイロ五輪世界最終予選のチケットはほぼ完売」(5月31日 朝日新聞デジタル)
 と注目度は高く、テレビの視聴率も好調。
 しかし、昨日の強豪ポーランドとの試合は、またもストレート負け。2試合、あっさりと負けている日本。リオ五輪に出場できるのでしょうか。なにせ、男子バレーは過去5大会の五輪出場は2008年の北京のみ。ちょっと厳しくなってきましたが、なんとか頑張って欲しいところです。
 

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