ランニングブームに陰り?
ランニングにちょっと暑い季節です。長い距離を走るとばっちり日焼けします。しかし、週末はどこにでも走っている人を見かけ、ランニングブームも相変わらずだなと思ったりします。
しかし、アメリカではランニングブームが陰りが出ているとの記事が、昨日の日経新聞夕刊にありました。この記事によれば、
民間団体「ランニングUSA」によると、1990年代から増えていたマラソン大会などの完走者は2014、15年と2年連続で減少し、特に15年は延べ約1711万人と前年より9%落ち込んだ。18~34歳の「レース離れ」が主な原因とみられる。(2016年5月15日日経新聞夕刊)
と数字的にはかなりの落ち込みです。
この落ち込みの原因は
「18~34歳のランナーが全体に占める割合は14年の35%から15年には33%に低下した。」
とアメリカで「ミレニアル」と呼ばれる世代のランニング離れです。
ランニングに対する意識の変化もあるようです。ランナーのインターネット掲示板には
「我々20代の中には、苦行を強いる競争を軽蔑する人もいる。楽に健康のためになる運動を好む」
といった投稿も目立つと記事は伝えています。
さて、日本はどうなのか。いまのところ、ランニングブームに変化があるという報道はあまり見かけません。東京マラソンが10回を迎え、そろそろランナーにも変化がでる頃かも。ちょっと気になるアメリカの動向ではあります。
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