確定拠出年金の話
よく理解できないなあと感じたのが、昨日の新聞各紙で報じられていた確定拠出年金の改正のことです。確定拠出年金は知っていますが、どこが変わったのか。
「2017年から個人で年金資産を運用する個人型確定拠出年金(DC)に原則、誰でも入れるようになる」(朝日新聞デジタル)
とかなり大きな変更です。
なにが理解できないか。この変更を待ち望んでいた人たちはいるでしょうか。日経新聞の記事によれば、
確定拠出年金には会社単位で入る「企業型」と個人で入る「個人型」がある。対象が広がるのは個人型。これまでは自営業者や企業年金がない会社の社員らだったが、主婦や公務員が加わる。すでに企業年金に入っている会社員も併用して使えるようになる。
「主婦や公務員」には厚生年金、共済年金に加入しているはず(主婦は夫の厚生年金に加入してます)、既に加入している年金に加えて確定拠出年金に加入するメリットは何でしょう。「非課税」ということがキーワードのようですが、課税されないメリットはどれほどなのか。
確定拠出年金がどこまで広がるのか。いささか疑いの思いをいだきながら、その行く末を見守りたいと思います。
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