村上隆、驚異のコレクション
会期が今週末と迫り、仕事をさぼって(笑)横浜美術館の「村上隆のスーパーフラット・コレクション」を見てきました。森美術館の「五百羅漢図展」には圧倒されましたが、本展は村上隆のコレクションを展示する面白い企画です。
村上隆は5000点以上の作品をコレクションしています。
「特に、近年、独自の眼と美意識で国内外の様々な美術品を積極的に蒐集し続けており、その知られざるコレクションは、現代美術を中心に日本をはじめとするアジアの骨董やヨーロッパのアンティーク、現代陶芸や民俗資料にまで及んでいます」(展覧会ホームページから引用)
とコレクションは広範なジャンルに渡ります。
会場に展示された作品をみていると、なには不思議な気持ちになります。作品を作ったアーティスト、作家と向き合っているのに、同時に村上隆とも対峙している感覚が生まれます。展示空間は単なる個人コレクターの展覧会とは違っています。
ともあれ、多種多様な作品に圧倒されます。特に現代美術のコレクションでは村上隆より若い1970年代、80年代生まれのアーティストの作品多い。ほとんどが初めて見るアーティストです。
アーティスト村上隆のコレクションをみせてくれるとても刺激的な展覧会です。
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