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2016/02/26

迫力の「村上隆の五百羅漢図展」

 行きたいと思いながら、気がつけばもうすぐ会期末の「村上隆の五百羅漢図展」に行ってきました。平日ですが、チケットを買うのに30分待ちです。列に並んで、会場に入ると、そんな混雑ではありません。ゆっくり鑑賞できます。
 国内では2001年以来14年ぶりの個展というとですが、来場者は老若男女、あらゆる世代の人がいます。現代美術の展覧会ではちょっと珍しい。
 会場では展示されている作品のパワーに圧倒されます。中でも全長100メートルをこえる「五百羅漢図」は圧巻です。

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NHKの日曜美術館で紹介されていましたが、この作品は村上隆独自の工房方式で制作されました。日本中の美術大学から集めた200人以上のスタッフによって、これだけの大作を1年かからずに完成させました。会場には制作過程の資料も展示され、村上の厳しい言葉が書かれた指示書もあります。
「五百羅漢図」だけでなく、立体作品など新作も刺激的です。これだけ力を感じる作品を作り続けるアーティスト村上隆はやはり凄いと思いました。おすすめです。

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