年金の運用がマイナス
巷の株価は市場の期待には応えず、なかなか2万円台には届きません。日銀の更なる金融緩和が期待されているのかもしれません。日本に限らず、今年に入っての相場は予測が難しい状態です。
相場といえば日本の年金積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の7~9月期の運用状況が昨日発表されました。
「2015年7~9月期の運用実績は、7兆8899億円の赤字だった。期間収益率はマイナス5.59%」(12月1日日経新聞)
と資産が減ってしまいました。
投資をしている人にとっては、この程度のマイナスは(心地よくはないですが)起こりうることです。投資なので、当然のこと。でも、年金という資産をマイナスがあり得る投資に投じることが正しいことなのか。ちょっと疑問ではあります。
なぜ、公的年金の資産を投資で増やそうとしなくてはいけないのか。このことについて、議論がされているのか。はなはだ疑問です。いつかは痛い目にあうのではないか。そんな心配をしています。
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