新国立競技場は隈研吾案に
マスメディアで大々的に報じられていますが、新国立競技場は大成建設・梓設計・建築家の隈研吾氏で構成するチームの案に決まりました。設計者としては隈研吾氏と伊東豊雄氏の決戦となりましたが、「公表されたJSCの審査委員会(委員長=村上周三東京大名誉教授)の審査結果は、A案は610点、B案は602点」と接戦でした。
隈氏、伊東氏どちらの案が採用されていも素晴らしい競技場ができると思っていました。心情的には伊東さん案を採用して欲しいとところでしたが、隈さんの木を多用した設計にも惹かれます。
隈研吾作品はミュージムが多いです。都内では根津美術館、サントリー美術館が有名です。どちらも木の特徴を生かした柔らかさと力強さが備わった快適な空間を作り出された建築です。
また、栃木県には珂川町馬頭広重美術館があります。平成12年に完成した歌川広重のコレクションを中心としたミュージアムです。宇都宮駅からクルマで1時間ほどかかる場所にあり、相当の美術館好きでないと足を運ばないでしょう。昨年、訪問しましたが、隈作品らしい素晴らしい空間でした。
4年後、どんな新国立競技場が出来上がるのか。完成が楽しみです。
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