今頃、ボジョレー・ヌーヴォー
昨日、思い出してボジョレー・ヌーヴォーを買ってきました。解禁日から4日しか立っていませんが、すでにディスプレイは見当たらず、ひっそりと売られていました。今更なので、ペットボトル入りの安いやつです(笑)。
ボジョレー・ヌーヴォーはかつての盛り上がりを感じません。ここ数年、輸入量は減少しています。日経ビジネスオンラインの「岐路に立つボジョレー・ヌーヴォー」によれば、
「今年の輸入量は54万箱(1箱は9リットル)で前年比6.9%減と推定される。2013年の同11.6%減、14年の同10.8%減と、3年連続の前年割れとなった」
と大幅に減っています。ワイン全体の消費量は2年連続で過去最高を記録しているとのことですから、ボジョレー・ヌーヴォーが飲まれなくなっているということです。
ボジョレー・ヌーヴォーが以前ほどの人気がないのは何故か。そのひとつには価格にありそうです。ペットボトル入りの廉価版でも1000円前後します。昨今はコンビニでも500~700円の価格帯でワインが売られています。ネットあたりの評価も低くありません。
それに比べて2000~3000円のボジョレー・ヌーヴォーは高いという印象をもつ消費者も少なくないはず。確かにボジョレー・ヌーヴォーは今しか飲めませんが、コストパフォーマンスはいいのか、なんて考えたりもします。
ボジョレー・ヌーヴォーを巡る宴も、そろそろ静かになっていきそうです。
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