エルヴィス+ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
エルヴィス・プレスリーの新しいCD『イフ・アイ・キャン・ドリーム:エルヴィス・プレスリー・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』がでたので、買ってしまいました。新しいといっても未発表曲ではなく、今回はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との共演アルバムです。録りおろしのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏をバックにエルヴィスの歌声をフィーチャーした作品です。
エルヴィスが歌い、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団がバックをつとめる夢の共演というところでしょうか。更にマイケル・ブーブレが「フィーヴァー」で共演、ギター・ヒーロー、デュアン・エディが「アメリカの祈り」と「明日に架ける橋」で、イタリアのオペラ・ポップ・トリオ、イル・ヴォーロが「イッツ・ナウ・オア・ネヴァー」に参加しています。
アルバムには全14曲が収録されていますが、何曲か興味深い選曲があります。「ふられた気持ち」「スティームローラー・ブルース 」と「アメリカの祈り」のオリジナルはライブ録音。これをオーケストラで置き換えるのはちょっと面白い試み。また「 アンド・ザ・グラス・ウォント・ペイ・ノー・マインド」はニール・ダイアモンドのオリジナル作品ですが、エルヴィスのシングル曲ではなく、渋い選曲です。
このアルバム、全英チャートでは初登場1位。アメリカのビルボードTOP200 Albumチャートでは11月21日付けで初登場21位とヒットしています。新しいエルヴィス・プレスリーを発見できる作品です。
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