大村さんと美術作品
今年も日本人がノーベル受賞の嬉しいニュースです。大村さんの功績、半生、人柄などニュースで報じられていますが、驚いたのは美術館を設立していたということ。既に報じられていますが、2007年に私費を投じて韮崎大村美術館を作り、翌年韮崎市に寄贈しました。
大村さんは美術愛好家でコレクターです。メディアで報じられてところによれば、
「特許料の大半を購入に充てた約3500点にのぼる作品群は『大村コレクション』とも呼ばれています」(Yahoo! ニュース)
韮崎大村美術館のホームページをみると、コレクションは上村松園、片岡珠子、小倉遊亀、三岸節子など女流画家の作品が中心。若い頃からコレクションをされたということですが、これだけの作品を集めるのは並大抵のことではありません。
これらの作品を含めまるごと韮崎市に寄付をしたわけで、美術好きにとっては嬉しいし、羨ましいことでもあります。大村さんは
「美術品は人類の共有財産。美術品を鑑賞する喜びを皆さんと分かち合いたい」
とおっしゃっています。
ノーベル賞と同じくらいの価値があるミュージアムです。
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