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2015年6月

2015/06/30

変わりゆく数寄屋橋

 用事があり銀座へ。数寄屋橋交差点にいくと風景がいつの間にか変わっています。東芝ビルはなくなり、新しいビルがかなり完成しています。かつて東芝本社があったビルを東芝から東急不動産が買取、建て替えして商業施設にするとのこと。今年に秋に開業を予定されるビルは、外観デザインを伝統工芸である「江戸切子」をモチーフに採用して設計されています。

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 旧東芝ビルのそばにあったニュートキヨー数寄屋橋本店ビルも今年3月に閉館。地下にあったイタリアンレストランによく行きました。ビルは既に解体中です。
 
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 変貌著しい数寄屋橋近辺ですが、昔のままの場所ももちろんあります。泰明小学校のそばにある「シェリークラブ」はスペイン料理とシェリーが楽しめる店ですが、まだ営業していました。もう30年ほど前、このシェリークラブの上にあったキッチン付きレンタルスペースで料理教室があり、時々通っていました。プライベートレッスンみたいな教室でしたが、気持ちのいい時間を過ごした記憶があります。今は残念ながらありません(たぶんシェリークラブのレストランになっているようです)。

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 銀座は至る所でビルが建設中です。2020年にはかなり変わっていることでしょう。


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2015/06/29

高橋コレクションの世界

 昨日が最終日で駆け込みでいってきた「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(@東京オペラシティ アートギャラリー)は現代アートが詰め込まれていました。精神科医でコレクターとして著名な高橋龍太郎氏のコレクションを展示するアート展です。
 高橋コレクションをまとめて拝見するのは初めてですが、東京オペラシティギャラリーの展示室に並んだ作品に圧倒されました。広い空間に展示されているのは約140点の現代アート。個人コレクションだけでミュージアムの展示室を埋めるとはすごい。
 草間彌生、奈良美智、村上隆、森村泰昌、会田誠、名和昇平といった現代アート作家だけでなく、荒木経惟、森山大道、横尾忠則といった大御所アーティストまで幅広いジャンルの作品が展示されています。いったい高橋氏はどれくらいの作品をもっているのでしょう。公式サイトによれば所蔵作品は2000点以上とのこと。保管スペースだけでも大変でしょう。特に現代アートの立体作品も少なくないので、膨大なスペースが必要です。
 現代アートを堪能した素敵なアート展でした。

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2015/06/28

東芝テックでいただいた「奇跡の醤」

 先週末に東芝テックの株主総会に行きました。親会社の東芝の不正会計問題により、この会社も決算発表(短信)が6月にずれ込み、7月に改めて継続会という総会を行う異例の対応になっています。株主総会に出席したのは2年ぶりですが、会社の会議室で行われた総会には50人ほどの出席者とこぢんまりとした会です。
 株主からの質問が延々と続くこともなく、総会は45分ほどで終了しました。本体の東芝の総会ではお土産と恒例の焼き鳥弁当はありませんでしたが、東芝テックではお土産をいただきました。以前もいただいた陸前高田の醤油屋「八木澤商店」の醤油、しょうゆドレッシング、ぽん酢の3点セット。
 この中で、醤油は「奇跡の醤」というもの。震災前のもろみが見つかり、その「奇跡のもろみ」から作った醤油です。

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 何故、東芝テックが八木澤商店の醤油をお土産に選ぶのか。その理由を説明されたことはありませんが、素敵なお土産であることは間違いありません。株主総会のお土産から会社の姿が見えたりすることもありそうです。

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2015/06/27

出版流通は変わっていくのか

 昨日、出版流通を巡るニュースが二つ報じられました。ひとつは日経新聞の26日朝刊に掲載された「発売から一定期間たった書籍、アマゾンで2割値下げ」のニュース。記事によれば
「アマゾンジャパン(東京・目黒)とダイヤモンド社(東京・渋谷)など中堅出版社6社は26日から、発売から一定期間がたった書籍の値下げ販売を始める」
 ということ。参加する出版社はダイヤモンド社、インプレス、主婦の友社、翔泳社、サンクチュアリ出版、広済堂の6社。
 当初記事には、アマゾンと出版社が「時限再版」という契約を結び、対象書籍を一定期間後に再販制度の枠組みから外すことで値引きできるようにすると書かれていました。
 しかし、この報道に対し主婦の友社は「主婦の友社はアマゾンと「時限再販契約」など一切結んでおりません」として抗議。日経新聞の電子版では「今回のアマゾンの仕組みでは、アマゾンと出版社の合意に基づき値引きできるようにする」と書き換えられています。
 出版流通のもうひとつの話題は、栗田出版販売の民事再生法の適用申請のニュース。栗田出版販売は書籍、雑誌の問屋で業界4位。ここが倒産という事態です。
「昨年9月期決算の売上高は329億円で、出版不況のなか10期連続で減収だった」(6月26日 朝日新聞デジタル)
 と厳しい状況です。
 古い商習慣でいまだビジネスが行われている出版産業。変革は起こるのか。それとも衰退するままなのか。いま、岐路にたっているのかもしれません。

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2015/06/26

古風な会社の株主総会

 昨日、IHIの株主総会に初めて行ってきました。IHIってどんな会社という方も少なくないでしょう。石川島播磨重工業というのが昔の社名で、このほうが通りがいいかもしれません。昨日は東芝の株主総会もあったのですが、不毛な会になりそうなので、IHIにしました。
 株主総会はなんと第198回。いつから会社やっているんだろう。ウエブサイトの会社沿革をみると「1853(嘉永6年) 石川島造船所創設」が最初に書かれています。歴史が長い企業です。
 株主総会はお決まりの業績報告の後に株主からの質問を受けます。質問に対する会社側の説明がちょっと面白い。面白いといっては失礼ですが、質問に回答する役員の説明がどの方も長いのです。一般的に株主総会で質問は株主の質問がだらだらと長いことがよくあります。これに対して会社側は簡潔かつ当たり障りのない回答をすることがほとんどです。質問はすごく長くても、回答は一瞬、なんてことがあります。しかし、IHIの回答をする役員さんは、詳細に説明します。質問と同じくらい長いこともありました。すごく真面目だな、という印象を持ちました。
 外面をよく見せようとする会社が少なくない中、IHIは等身大で株主に向かっていました。社風は昔ながらの日本企業かもしれませんが、これから未来に向かって着実に成果をあげていく企業ではないか。そんなことを感じました。

 
 

続きを読む "古風な会社の株主総会"

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2015/06/25

これはバブルなの?

 日経平均が18年半ぶりの高値とか。18年半前といえば、1996年12月。すごく昔です。まだ40代前半なんてつまらないことを思いました。NHKのニュースではルーズソックスが流行っていた頃なんて報道していました。懐かしい。
 その高値は2万868円ですが、高値はどこまでいくのか。そろそろ天井か。見方は様々です。ちょっと古いですが、手元にある今年1月4日付けの「日経ヴェリダス」には今年の株価予想を市場関係者にアンケートした結果があります。ここでの高値予想は「1万9000円~1万9500円」と「2万円~2万500円」がともに16%でいちばん多い結果です。このアンケート結果を上回りました。
 今朝の朝日新聞には「投資マネー膨張」と題した記事があります。株などの投資で儲けた人たちの景気のいい話が載っています。約4千万円の住宅を借金せずに買った人、300万円の時計、200万円のネックレスを購入した人、約8千万円でハワイの高層マンションを買った銀行員・・・・・・。株高は実体があるものなのか。それともバブルなのか。まったくわかりません。

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2015/06/24

3時から呑めるムサコの店

 このところセミナーで毎週武蔵小山に通っているのですが、終わるのが15時すぎ。一杯やるには早い時間ですが、この街では既に呑み始めている人たちがいます。
 ムサコ駅近くにある「晩杯屋」は、ここでは有名な立ち飲み屋です。立ち飲み屋なのに、午前11時から営業しています。午後3時過ぎには、お客さんでいっぱいです。皆さん、楽しそうに吞んでます。ちなみに「晩杯屋」はムサコが本店で、中目黒、大井町、大山と支店を展開しています。

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「晩杯屋」のそばにある焼き鳥の店「鳥勇」は店頭で焼き鳥をセルフサービスで取り、ビールが飲めます。すでにビールで一杯やっている人が何人もいます。
 そして駅から3分ほどのところにある「寅圭」(とらよし)。ここは3時開店です。看板には生ビール390円、サワー180円、やきとん、やきとり80円と激安値段が書かれています。ここも既に呑み始めているひとが何人も。
 平日なのに3時から酒を楽しめるムサコは、酒好きにとっては魅力的な街です。

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2015/06/23

時代遅れの年金制度

 ちょっと前、先週のことですが年金に関するニュースが報じられました。大問題になっている情報流出ではありません。遺族年金を巡り訴訟の判決についてです。夫婦で妻が先に亡くなった場合の遺族年金が受け取れるか、ということについての大阪高裁の判決がでました。
「地方公務員の配偶者が亡くなった場合、妻は年齢を問わず遺族補償を受け取れるのに、夫は55歳以上でないと受給できない地方公務員災害補償法(地公災法)の規定は、『法の下の平等』を定めた憲法に反するかどうかが争われた訴訟の控訴審判決」(6月20日 日経新聞)
 は、不合理な差別とはいえないとして合憲の判断をし、一審の違憲判決を取り消しました。訴訟の内容は
「判決などによると、1998年に公立中学教諭の妻(当時51)を亡くした堺市の男性(68)は、地方公務員災害補償基金に遺族補償年金の支給を申請した。しかし、妻の死亡時点で男性が<51歳>だったため、受給要件の55歳に達していないとして同基金は不支給処分とした」
 と主夫は遺族年金を受給できる条件が厳しい。
 判決では
「働く女性の平均賃金は男性の6割以下で、非正規雇用の割合も男性の3倍近いとし、『受給要件を性別で分けることは合理性を欠くとはいえない』と判断した」(6月20日 朝日新聞)
 と理由が述べられています。
 この訴訟は地方公務員でのケースですが、厚生年金でも遺族年金に関する条件は同様です。我が国の年金制度は、結婚して子供いて、妻は専業主婦という家庭が前提で作られています。今の時代にはそぐわない面があります。しかし、昨年から族基礎年金は父子家庭でも受け取れることになっています。制度が現状に合っているか。検証する必要があります。この訴訟の行方が注目しています。

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2015/06/22

男子が参加できる料理教室

 若い頃には「料理が趣味」なんて言ってよく料理を習いにいっていました。プライベートな感じの料理教室が主でしたが、ベターホームにも通ったことがあります。もう30年ほども前(大笑)のことです。80年代に『週刊ポスト』で「男の料理」という連載が人気を呼びました。
 この頃の料理教室はどうなっているのか。そんな興味があって、東京ガスの料理教室にいってみました。題して「こだわり男子厨房 魚さばきに挑戦!」です。男性限定の料理教室です。東京ガスの料理教室は人気です。多くのコースが定員を上回る申込みがあり、抽選になっています。ABCクッキングスタジオなど他の料理教室のように1年間とか通う必要がなく、1回だけの単発講座に参加できるシステムなのが人気に原因でしょう。
「こだわり男子厨房 魚さばきに挑戦!」は鰹をさばいて、料理を3品作ります。鰹は大きな魚です。さばくのはかなり大変でした。もう一回やれと言われたら躊躇してしまいます。
 日曜の午後、男子の料理教室に参加したのは7人。見たところ30代から60代まで年齢はバラエティに富んでいます。皆さん、料理上手です。
 先生に伺ったところ、一般の料理教室にも男性の参加者はいるとのこと。最近は男子も積極的に厨房に入っているようです。久しぶりの料理教室はなかなか楽しい体験でした。

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2015/06/21

体脂肪率の真実

 スポーツクラブで体の数値を測定してもらいました。結果をみて「おや」と思ったのは、体脂肪率。12%台後半の数字だったのですが、かなり低いので自分でも驚きました。
 普段、うちではオムロンの体重体組成計HBF-254Cを使っています。この体重体組成計はパソコンにUSB通信トレイを使ってデータをウエブサイトに転送ができます。ここからCSV形式でデータをダウンロードが可能です。 
 ダウンロードしたデータを月ごとに管理しています。自分のデータをみると、先月の体脂肪率は21%台後半です。体脂肪率の数字は京都マラソンのため体重を絞った2月と1%くらいしか変わっていません。だいたい21~22%台で推移しています。
 22%と12%とはかなり数値が違います。オムロンのサイトによれば体脂肪率22%は「やや高い」となっています。自分としては、そんなに体脂肪がついている気はしないのですが・・・・・・。
 体脂肪率の数字の不思議。どれを信じればいいのでしょうか。

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2015/06/20

ONIONIと三井物産

 6月も中旬、株主総会の季節です。いくつか開催通知をもらっていますが、交通費と時間を考えると、わざわざ出かける気も起きません。でも、株主総会を通して経済のことがひょっとしたら見えるのかなと、久しぶりにでかけてみました。
 出席したのは三井物産の株主総会。一昨年に参加したときより、参加者が多いと思います。メイン会場だけで収まらず、第2会場まで使っていました。アベノミクスによる投資熱は株主総会に及んでいるようです。
 株主総会の中身は充実したものでしたが、世の中の経済状況から疎くなっている身にとってはいまひとつピンときません。それより、お土産が楽しみです。
 今年のお土産は「ONIONI」のセットです。ONIONIとは北海道大学農学部が開発したスーパーオニオン。レッドとゴールドがあります。三井物産は北大と共同開発していて、スーパーオニオン商品を発売しています。ONIONIの中から、醤油、ソース、コンソメスープがお土産。e-shopをみるとなかなかなお値段になってます。開発費込みでしょうか(笑)。
 三井物産も海外ばかりでなく、国内でも商売しているようです。


Onioni


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2015/06/19

B&Bでのイベント

 下北沢の書店B&BはBook&Beerの略ではビールが飲める書店です。ちかごろちょっと流行っているブックカフェとは違い、販売している本はすべて新刊。
 B&Bは毎日イベントをしていることも特徴です。平日の夜、土日は昼、夜とぎっしりイベントが組まれています。イベントの多くは新刊書の刊行に合わせた著者を交えたトークイベントです。
 昨日、初めてこのトークイベントに参加してきました。「料理研究家とは何者か?〜家庭料理と女性の生き方の変遷について〜」と題された阿古真理の『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』刊行記念イベント。
 店舗の半分ほどのスペースをカーテンで仕切って、椅子を置いて、イベントが行われます。イベントは20時スタートですが、店は24時までなのでイベント中も店の半分は営業しています。
 トークイベントはお菓子研究家の福田里香と阿古真理の対談形式で、『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』を巡り、料理家ことなどが様々な視点で語られます。
 参加者は40人ほど。会場はほぼ満席状態。休憩時間を挟んで2時間余りのイベントの参加料はワンドリンク付きで2千円。これだけの人数がいるからか、トークショーは一方的に進行して、参加者との交流(Q&A)はありません。
 書店の新しいスタイルを作り出したB&Bのイベントは、いろんな点でかなり興味深いものがありました。

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2015/06/18

ムサコでシベリアと甘食

 武蔵小山(ムサコ)に時々いきます。会員になっているスポーツクラブの定休日に他店が使えるのですが、武蔵小山に店舗があり、たまにいきます。また、今月からムサコでセミナーがあるので、一ヶ月ほど週一でいきます。
 アーケード商店街で有名なムサコですが、アーケードをはずれたところに見逃せない店がいくつもあります。駅からほど近い一角。飲み屋、お総菜屋、そして高田道場があるあたりに「パン工房こみね」を見つけました。

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 このパン屋さん、最近減りつつある昔ながらの店です。こじんまりとした店内にはいろんなパンが並んでいますが、その中に「シベリア」と「甘食」を見つけました。このパン(お菓子?)を売っている店は珍しい。おまけにシベリアは160円、甘食は2個で120円と庶民価格です。シベリアは餡子がぎっしり入って、食べ応えがあります。甘食は普通な感じ。
 このパン屋さん、地元では有名らしいです。アーケードからはずれたムサコも魅力にあふれています。

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2015/06/17

ハートランドというビール

 スーパーで見つけて買ってきたハートランド。棚で見かけるたびに「まだ作ってくれてる」と感じるキリンのビール。キリンもこのビールで商売しようと真剣に考えているのかといささか疑問です。ホームページはキリンのサイトからクリックすると、「キリングループ以外のサイトにリンクされます」と表示され、あたかもキリン製ではないかのようですが、キリンのビールです。
 ハートランドはいつから作られているのでしょう。ウィキペディアによれば「テレビ朝日直営のレストラン「たべたか樓」だけでしか飲めないビールとして開発された」とありますが、記憶に残っているのは六本木のハートランドビアホール
 ハートランドビアホールがあった場所はいまは六本木ヒルズがあります。六本木ヒルズにはBAR HEARTLANDがありましたが、ここも昨年1月に閉店しました。
 ハートランド、そのネーミングに心が安らぎます。麒麟麦酒にいつまでも作り続けて欲しいビールです。


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2015/06/16

料理研究家の研究書

 街の本屋でも料理を扱う書籍、雑誌は必ずあります。大規模書店にいくと、数多くのレシピ本が並び、どれを選ぶか迷ってしまいます。本の数に圧倒されますが、レシピを著している料理研究家、料理家の多さにも驚きます。
小林カツ代と栗原はるみ -料理研究家とその時代-』(新潮文庫)は料理家を時代に沿って論じた質の高い評論です。戦後、高度成長期以降に登場した料理研究家を社会情勢、時代背景、人々の暮らしかたから分析しています。また、料理家たちがどうしてその時代に活躍したのかを料理家のキャリアから読み解いています。
 時短料理で革命を起こした小林カツ代。カリスマ主婦として時代の要請に応えた栗原はるみ。二人のスター料理研究家に多くのページを割き、料理研究家が家庭の料理に果たした役割が論じられています。
 興味深いのは主婦について小林カツ代と栗原はるみの対応。小林は1994年「料理の鉄人」に出演して、鉄人陳建一に勝利します。このとき、テレビ局は「主婦の代表」というキャッチフレーズをつけようとしますが、小林カツ代はこれを断固拒否。一方、栗原はるみは有名になってからも主婦だと言い続けたといいます。
 時代に沿いながらレシピを作ってきた料理家たち。その真実に迫った価値ある一冊です。


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2015/06/15

縮む家計費

 昨日の日経新聞になかなか衝撃的な記事がありました。題して「お父さん一人負け」です。テーマは2000年以降の家計費。総務省の「家計調査」によると、世帯の平均年収は2000年と2014年を比べると消費支出が380.8万円から349.4万円と31.4万円も減っています。その内訳はお母さんが3.5ポイントアップしているのにくらべ、お父さんは5.2ポイントマイナス。記事では「使い道を明らかにせず自由に使えるおこずかいが半減したことが主な要因」と分析しています。
 記事には新生銀行調べによるサラリーマンの平均月こづかい額のデータもあり、これによると2000年には5万9726円だったのが、2014年には3万9572円。3割以上も減っているという悲しい事実です。
 日経電子版には詳しいデータがあり、全国の2人以上世帯の平均年収は2002年:683万円→2014年:614万円と1割減っています。一方貯蓄は1688万円→1798万円と増えています。
 その結果「使えるお金が減ったしわ寄せが主に父親に向かっている格好」というのが記事の分析。
 景気が良くなっているとの報道も目立ちますが、今年はお父さんのこづかい増額はあるのでしょうか。

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2015/06/14

CCCの出版社への進出

 蔦屋家電で業界の注目を集めるCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)ですが、流通業から出版業へと事業領域をひろげつうあります。今朝の日経新聞の「活字の海で」で初めて知ったのですが、
「美術出版社が民事再生手続きに入り、蔦屋書店を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)をスポンサーに選んだと先月発表した」
 という事実。美術出版の民事再生も知りませんでした。日経新聞では記事がなく、朝日新聞では3月6日に100字ほどの短い記事が掲載されただけです。
 CCCが美術出版社のスポンサーになることに
「「美術出版社がポイントカードの購買情報などを利用し、店頭イベントなどで編集者と読者が意見交換をすることで、より魅力的なコンテンツができる」(TSUTAYAの杉浦敬太常務)
 と記事にはあります。
 CCCは昨年、阪急コミュニケーションズから出版事業を買収し、CCCメディアハウスという会社で出版事業を行っています。旧阪急コミュニケーションズは雑誌「PEN]「NEWSWEEK日本版」「フィガロジャパン」を発行していて、このすべてを現在はCCCが発行しているわけです。
 CCCは何を目論んでいるか。
「CCCが将来像としてめざすのは出版におけるSPA(製造小売り)だ。『出版でも読者が求めるものをCCCが作り手に伝え、総合的にプロデュースしていきたい』と杉浦氏は話す」
 と記事にはあります。
 出版産業で流通主導の形を作ろうとするCCC。今後の動向が注目されます。

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2015/06/13

ひとり出版社

 一冊の本を売る森岡書店銀座店では、一冊の本をテーマにしたトークイベントを開催しています。今月の10~14日は詩人・黒田三郎の詩集『小さなユリと』を展示しています。この本は昭和35年に昭森社より発刊されたものを復刻出版したものです。出版したのは夏葉社。夏葉社は島田潤一郎さんが2009年に立ち上げたひとり出版社です。
昨日、島田潤一郎さんと森岡書店店主の森岡督行さんの対談イベントに参加してきました。店内に椅子を並べてのトークイベントの参加者は10名ほど。
トークは森岡さんが聞き手になって、島田さんの話を聞くというペースで進みますが、時として森岡書店、森岡店主のことにも話が及びます。
『小さなユリと』を復刻した志、経緯から、夏葉社の経営のことまで、興味深く、面白い話をきくことができました。
 出版が厳しい今の時代にひとり出版社を運営し、紙の本を出版している姿勢に感動します。読者とどのように向き合って本を作るか。そのヒントが夏葉社の出版活動にはあるのではないか。そんなことを教えられたトークイベントでした。

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2015/06/12

イケアのミートボール

 イケアはインテリア店ですが、スウェーデンフードマーケットがあり食材、飲料も売っています。レストランもあります。このあたりがニトリとは違う店ところで、テーマパーク的なショッピングゾーンを形成しています。
 ここでスウェーデン・ミートボールというのを買い、夕食に作ってみました。レストランでもメニューにある定番商品らしい。ミートボールはスウェーデン料理でチェットブラーとして有名ということを、ネットで調べてわかりました。
 冷凍状態のミートボールをオーブンで加熱。これに一緒に買ったミートボール用クリームソースを調理してできあがり。
 オーソドックスなミートボールという味わいです。ストアには自作するためのレシピがあります。このレシピによれば、牛と豚の挽肉を同量で混ぜ合わせ、これに卵、生クリーム、タマネギ、ラスク粉(またはパン粉)、ゆでたジャガイモを混ぜ合わせて作ります。
 イケアでスウェーデン料理。ちょっと面白い体験でした。

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2015/06/11

電子本の積読

 本は保管場所に困るので、なるべく買わないようにしているのですが、それでもついつい買ってしまいます。おまけに買ってすぐに読まない積読も増えるばかり。この積読、電子本でも増えます。
 デジタルだと保管場所を気にする必要はありません。Kindle本はクラウドに置いて、必要な本だけ端末に置けば、端末の容量も気にすることはありません。電子本の便利な点ですが、これがくせ者。紙の本の積読のように目に見えないので、知らぬ間に電子の積読が増えてしまいます。
「モーニング」の電子版「Dモーニング」を購入しているのですが、どんどんたまっています。紙のモーニングを買っていたときは、在庫が見えたのでプレッシャーになっていましたが、電子では危機感がありません(笑)。特に「Dモーニングではバックナンバーは1冊しかダウンロードできないので、読むのにちょっと面倒でもあります。
 Kindle、ヨドバシの電子本にも買ったまま忘れられている本がありました。これ、いつ読むのだろう。電子本の積読は、なかなか厄介です。

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2015/06/10

今秋のマラソン大会はいつもの悩み

 一昨日だったか、エントリーしていた大阪マラソンの落選通知がきました。メールの件名に「第5回大阪マラソン 抽選結果(落選)のお知らせ」とあり、見た瞬間に「落選」がわかる悲しいお知らせです。金沢マラソンに続き連敗。大阪マラソンの抽選倍率は4.5倍で、運がよければ当たらないです。大きなマラソン大会のエントリーは宝くじを買う気分です。
 この秋から冬のシーズン、フルの大会はどうしたものか。首都圏だと今年からフルに衣替えしたぐんま県民マラソンが6月1日からエントリー開始でいまのところまだ締め切られていませんが、まもなく締め切られるようなことがホームページにあります。また、11月29日に開催の富士山マラソンはまだ申込みが開始されていません。今日時点で
「エントリーは6月中旬ごろ、受付開始予定です。日程が決まり次第、当サイトでご案内いたします」
 とあります。もう6月10日なのに、何故決まっていないのでしょうと、不思議に思います。
 いろいろ迷っているうちに、出場できるマラソン大会がなくなってしまうのが最近のマラソン状況です。そろそろしっかり対策しないと、例年通りマラソン難民になりそうです。

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2015/06/09

書店ガールの魅力

「戦う!書店ガール」というドラマがあります。昔から気になる女優の一人である稲森いずみがでているのですが、一回も見ていません。多くの人が見ていないと思います。なにせ、最近は視聴率3%台です。主演はAKB48で人気らしい(先日の総選挙では3位)の渡辺麻友とのことで注目されていましたが、今日の第9話で打ち切りとなってしまいました。
 どうしてこんなに不振なのか。ドラマは碧野圭の『書店ガール』が原作。原作本も読んでいないので、いい加減なことは言えないのを承知で書くと、「書店ガール」というものが、テレビ的には訴求力がないのように思います。書店ガールで思い浮かぶイメージが曖昧です。
 なにせ、最近の人は書店に頻繁にはいきません。そもそも書店も激減しています。ネットで本を注文している人も多いです。そんな時代に書店ガールというテーマは厳しかったのではないでしょうか。
 書店が注目される時代は再び来るのか。それともこのまま衰退していくのか。今、一つの岐路に立っているのではないか。「戦う!書店ガール」の打ち切りという事実に良くないことを考えてしまいました。

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2015/06/08

T JAPANというメディア

 先週末にポストに投函されていた「T JAPAN」。これ、前も来ていたな。確か朝日新聞が配布するメディアだったはず。前の号がろくに読まずに捨ててしまいました。

 

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 中身をぱらぱらめくってみると、洋雑誌ぽい作りです。同封されている案内状によると。ニューヨーク・タイムズ社が米国で発行している『T: The New York Times Style Magazine』の日本版だとか。公式サイトには
「年に12回、The New York Times紙の日曜版に同梱され、発行部数は120万部を誇ります」
 とあります。やはり洋雑誌の翻訳版ですね。ちなみに製作は朝日新聞と集英社です。
 ネットで検索してみると、発刊時の記事がありました。ここには「富裕層向けモード&ライフスタイル誌」とあります。100ページほどの立派な作りですが、朝日新聞購読者にすべて配布しているのか。ネットの記事によれば、
「朝日新聞社の宅配地域データに基づいた首都圏の年収1,500万円以上の世帯が多い地域に16万部、月刊誌『メディカル朝日』を購読する関東・中部・関西在住の開業医に2万部、さらに集英社の公式ファッション通販サイト「FLAG SHOP」の最優良顧客に2万部を、全部数無料で配布する予定です」 
 と顧客をセレクトしています。なんか心地よくないです。
 どこまでこの「T JAPAN」が続くのか。興味津々。

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2015/06/07

ランニングイベントを検索するサイト

マラソン大会を検索するサイトは、RUNNET、SPORTS ENTRYを使っています。特にRUNNETは多くの大会のエントリーサイトになっているので、よく使います。でも、ランニングを楽しむのは大会だけでなく、ランニング講座、スクールもあります。東京近辺だけかもしれませんが、ランニングイベントが増えています。
 バナー広告で発見した「SPORTS ONE」というサイトはこのランニングイベントが検索できます。今月のものを検索してみると、毎日どこかでランニング講座があります。これだけの需要があるということでしょうか。
 このSPORTS ONEというサイトはランニングだけでなく、サッカー、フットサル、バスケットボールなどのイベントもあり、「イベント掲載数No.1」とサイトにはあります。
スポーツ庁設置も決まり、国はスポーツ振興に力が入ります。SPORTS ONEはひょっとすると注目のサイトかもしれません。

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2015/06/06

迷走する新国立競技場

 新国立競技場は、オリンピックまでにちゃんとできあがるのか。ホントに心配になってきました。先日、開閉式屋根をオリンピック後に作ることにして、また8万のうち1万5000席を仮設スタンドにする案が示され、物議を醸しました。
 そして昨日の日経新聞は、新国立の整備費を国は2500億円程度で検討していると報じています。当初は1300億円の見積と報じられていましたから、大幅アップです。どうしてここまで膨れるのでしょう。
 日経新聞の記事は
「ネックとなっているのはアーチ状の巨大な屋根。国内の施設では例がなく、整備費が膨らむ一因になっているという」
 と書いています。
 新国立は英国在住のザハ・ハディッドの設計。建築費はともかく、巨大な屋根はザハデザインの目玉。この屋根をなくすわけにはいかないでしょう。しかし昨日、槙文彦氏ら建築家グループは開閉式屋根をなくすなど構造を抜本的に見直す代替案を提言しました。現行案の開閉式屋根をやめ、この屋根を支える「キールアーチ」と呼ばれる2本の弓状の構造物(長さ約370メートル、高さ70メートル)を建設せず、屋根は客席のみを覆う形にした代替案を提案しました。これにより、大幅なコスト削減(1000億円以上)と工期の短縮になるとしています。
 また日刊スポーツは
「同グループは、コンペで選ばれた英建築家ザハ・ハディド氏をデザイン監修から外すことも提案した」
 と報じています。
 新国立競技場の行方は混沌としています。

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2015/06/05

トクホのノンアルビール

 トクホ(特定保健用食品)を飲んだり、食べたりすることはあまりありませんが、商品のバラエティは増えています。そもそも特定保健用食品とは何なのか。
<特定保健用食品は身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含んでいて、「お腹の調子を整える」など、特定の保健の目的が期待できることを表示できる食品です>(食品衛生の窓・東京都福祉保健局より引用)
 トクホと名乗るには、「消費者庁長官の許可を受けることが必要」とのこと。
 サッポロビールからトクホ初のノンアルコール飲料・サッポロプラスがでたので、飲んでみました。飲み心地は、これまでのノンアルとそんなに変わらない感じです。このノンアルは「糖の吸収を穏やかにする」ことが目的の食品。とうことはサッポロプラスをどんどん飲めば、糖分の吸収が抑えられて、ダイエット効果がある、なんて思います。
 しかし、商品にこう書かれています。
〈1日の摂取目安量〉
お食事の際に1缶(350ml)、1日1回を目安にお飲み下さい。

 一度に何本も飲んではいけないみたい。なかなか難しいトクホです。


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2015/06/04

久しぶりの金田

 以前の会社の同僚と一杯。彼のアイディアで自由が丘の金田にいきました。地元の名店ですが、ホントに久しぶりです。18時半頃と混み合う時間帯ですが、幸い2階の席が空いていました。
 何年か前、オヤジさんが亡くなりました。今はどうしているのかちょっと心配していましたが、店は相変わらずの賑わいです。
 料理も前と変わらず、丁寧に作られ、美味しいです。焼き鳥、しめ鯖、肉豆腐、さつま揚げなどなど、いろいろいただきました。
 金田の創業は昭和11年とのこと。多くの文化人に愛された店です。トイレにいくとき、手前の壁に山口瞳の生原稿が貼ってありました。初めて気付きました。こんなところにひっそり貼ってあるなんて。
 金田は時を経ても変わらず素敵な空間です。美味しい夜を過ごしました。

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2015/06/03

ネットバンキングのセキュリティ対策

 日本年金機構の年金情報流出がニュースを賑わせています。怪しい添付ファイルを開封しウイルスに感染。これは公的なデータを扱う機関が決してやってはいけないことで、まさにお粗末。危機感のない体質社保庁時代からまったく変わっていなかったという悲しい実態が露呈されました。
 ネットバンクでは偽メールでパスワードを入力させることにより、不正送金が急増しています。利用者側からはネットバンキングは便利です。窓口、ATMまでいかなくても振込ができる、手数料も店舗、ATMより安いなど、もっぱらネットバンキングを使っています。
 ネットバンキングでの振込は暗証番号と利用者カードにある乱数表によって行うのが一般的でした。でも最近はワンタイムパスワードでの管理が増えています。ソニー銀行はかなり前から導入していましたが、メガバンクの三菱東京UFJもワンタイムパスワードを導入しています。
 申込みは無料なので、ちょっと前にワンタイムカードをもらいました。色合いが可愛いカードです。昨日、振り込むことがあったの、使いましたが、いとも簡単に完了。

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 ワンタイムパスワードは、もう10年以上も前、会社で使い始めていました。出張などでパソコンを社外に持ち出したとき、外部から社内ネットワークへ入るとき、ワンタイムパスワードでセキュリティ管理をしていました。当時は、明らかに外国製と思えるパスワードを表示する端末(トークンというらしい)を持たされていました。
 最近になってワンタイムパスワードを導入し始めた銀行は、セキュリティ対策としはかなり遅れているのかもしれません。どこからでも個人情報が流出してしまう可能性があるなんとも恐ろしい時代です。


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2015/06/02

金沢マラソンと手賀沼エコマラソン

 夏のような今日この頃ですが、ランナーは涼しい秋の大会を心配しなくてはいけません。秋に初のフルマラソン大会を開催する金沢。この「金沢マラソン」は11月ですが、既にエントリーは終わっていて、定員以上のエントリーがあったので抽選になりました。その倍率2.9倍。
 抽選結果が昨日メールできて、見事「落選」(泣)。相変わらずくじ運はないです。既にホテルまで予約したのに。金沢には来るな、というメッセージのようです(笑)。さて、今年の秋、フルマラソンはどうしようか。また悩みます。
 フルではなくハーフマラソンですが、「手賀沼エコマラソン」とういう大会があります。千葉の柏で10月に開催される大会で、近年すごい人気です。昨日の20時から申込み開始。runnetで20時から待機していて、なんとかエントリーが完了しました。
 このマラソン大会、今年で21年目ですが、1995年の第1回大会で走りました。人生初のハーフマラソンでした(笑)。それ以降、仕事の転勤で走らなくなり、久しぶりに走ろうと思った頃はマラソンブームになり、簡単にエントリーできませんでした。去年は確かエントリー開始の翌日にノコノコサイトにいったら、定員に達して締め切られていました。
 今年は気合いをいれてエントリーできました。まだ先のことですが、久しぶりに手賀沼を走るのが楽しみ。しかし、相変わらず、首都圏のマラソン大会はエントリーが大変。マラソン難民が増えそうです

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2015/06/01

プレミアム商品券とは

 昨日、ポストに投函されていたチラシは、いつも入っている不動産、リサイクル屋などのチラシとはちょっと違いました。厚手の紙をつかった見開き4ページの立派なものです。「目黒区商店街プレミアム商品券」と大きな文字で書かれています。

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 プレミアム商品券とは何か。12,000円分の商品券を1万円で購入できるもの。利回り20%の商品券です。1万円が1セットで、1人5セットまで購入できます。5セット購入すると6万円分買い物ができるということ。
 商品券はいつでも使えるわけではなく、年内12月31日までが有効期限。また使えるのは当然(目黒区の商品券であれば)目黒区内のお店だけ(使える店は多そうですが)。
 国がプレミアム商品券の発行元に交付金を出して成立しているものです。全国的にどれほど広がっているのか。ちょっと古いですが日経新聞の「プレミアム商品券 地方消費の呼び水か、ばらまきか」(2015年2月10日)によれば、
「国の商議所向けアンケート調査によると、13年度までの5年間のうちにプレミアム商品券を発行した実績があるのは全体の約75%」
 とかなりの割合です。
 目黒区の場合、商品券の販売単位が1万円ということも、高齢者などお金に余裕のある層が購買者の中心になることが予想されます。プレミアム商品券は国主導であることから、ばらまき政策との批判もあります。
 プレミアム商品券で節約、というのもいいかもしれません(笑)。


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