RUNの百貨店
年に何回かでるNumber Doの最新号は「RUNの百貨店」とランナーには魅惑的なタイトルにひかれて購入。タイトル通りのランニングギアを集めた内容ですが、面白い記事がいくつかありました。冒頭に高橋尚子のシドニー五輪でのシューズ、ウエア、ゼッケンを写真で公開し、インタビュー記事があります。この中でシューズについての話が興味深いです。
高橋尚子はシドニー五輪のため、アシックスのソーティマジック をベースに同じ形のシューズを50足特注で作ってもらいました。この50足をレースまでに4足に絞り込みました。絞り込み方法はまず履いたときのわずかなフィット感の差で20~25足にする。これを練習で履きかえて、30㎞以降に”伸びる”=”スタミナ”あるシューズを選び、レースの1ヶ月前までに10足弱まで絞る。更に10足からスピード練習で”スタミナ”も”スピード”もある4足に絞った。またウエアも特注です。
高橋尚子は
「シューズもウエアの走るためのアイテム。でも、すごい力をもっているんですよ」
といいます。
トップランナーはすごいことをやっているのですね。
また、君原健二さんの東京五輪のシューズも公開されています。君原さん曰く、メダルを取ったメキシコ五輪のシューズは処分してしまって、8位だった東京五輪に履いたシューズだけ「東京五輪にでるのが夢だったので」とってあるとのこと。ちなみにシューズはONITUKA TIGERのマジックランナーです。
ランナーにとってシューズはとても大切なもの。こんな当たり前のことを認識させてくれた記事でした。
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